特許
J-GLOBAL ID:200903039132079527
内燃機関の蒸発燃料処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-116056
公開番号(公開出願番号):特開平9-303215
出願日: 1996年05月10日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】内燃機関の蒸発燃料パージ制御性能を改善して排気浄化性能を向上させる。【解決手段】燃料タンク内の蒸発燃料濃度Dtと、キャニスタ下流側のパージ混合気濃度Deとを入力して比較し (S11,S12) 、Dt>Deのときは燃料タンク内蒸発燃料に応じたパージ制御を行い (S13) 、Dt≦DeでかつDe≧De<SB>O </SB> (所定値) のときは、キャニスタから離脱した蒸発燃料に応じたパージ制御を行い (S14,S15) 、De<De<SB>O </SB>のときは、パージ処理を中止する。
請求項(抜粋):
機関に供給される混合気の空燃比を目標空燃比に近づけるように制御する空燃比フィードバック制御手段を備えた内燃機関に備えられ、燃料タンク内と機関の吸気系とを結ぶ通路の途中に吸着手段とパージ制御弁とを備え、所定の運転条件で吸気系の負圧により燃料タンクから発生する蒸発燃料を直接吸引すると共に、一時的に前記吸着手段に吸着された蒸発燃料をパージ用空気と共に該吸着手段から離脱させて吸引し、これらの混合したパージ混合気を前記パージ制御弁により流量制御しつつ前記吸気系に導き処理するようにした内燃機関の蒸発燃料処理装置において、前記燃料タンクから発生する蒸発燃料の濃度を検出するタンク内蒸発燃料濃度検出手段と、前記蒸発燃料の処理中に前記空燃比フィードバック制御手段による制御を行いつつ、そのときのフィードバック補正量に基づいて吸着手段下流側のパージ混合気中の蒸発燃料濃度を推定する混合気蒸発燃料濃度推定手段と、前記タンク内蒸発燃料濃度検出手段によって検出された燃料タンク内の蒸発燃料濃度と、前記混合気蒸発燃料濃度推定手段によって推定された混合気蒸発燃料濃度とに基づき、パージ混合気中の燃料タンク内蒸発燃料濃度と前記吸着手段から離脱した蒸発燃料の濃度との割合を推定して、前記パージ制御弁によるパージ混合気の流量制御を行うパージ流量制御手段と、を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 301
, F02M 25/08
FI (2件):
F02M 25/08 301 H
, F02M 25/08 301 Z
引用特許:
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