特許
J-GLOBAL ID:200903039141300600

溶解液容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-291816
公開番号(公開出願番号):特開2001-104452
出願日: 1999年10月14日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】 婦女子でも両頭針を円滑に上下スライドさせることができ、また両頭針保持筒を容器本体から簡易かつ安全に取り外すことができ、また蒸気滅菌後における汚染防止、およびリサイクルの簡易化を図る。【解決手段】 両頭針保持筒3は内外二重筒構造にしてこの内外筒26,25間のU字溝27に沿って両頭針2を円滑に上下スライドさせる。両頭針保持筒3は内筒26に雌ねじ部28を設け、この雌ねじ部28を容器本体1の口部側の雄ねじ部9に螺合することにより容器本体1からの取り外しを簡易にする。両頭針保持筒3は内筒26に鍔部29を備え、この鍔部29の内周に設けた環状の密閉用突起30を容器本体1の口栓5の上面に密着させてシールすることにより、蒸気滅菌時に滅菌水が侵入するのを防止する。両頭針2とこれの保持筒3は同一樹脂材料で形成して、リサイクルにあたってその個々の分離、分別を不要とする。
請求項(抜粋):
口部が針突刺し可能な弾性材料よりなる口栓で密封されている容器本体と、外周リングの内部中央に、上下に相互に連通する針を一体に形成した樹脂製の両頭針と、外筒と、この外筒の下端の内側に断面U形に曲げた形で連続形成された内筒、及びこの内外筒間に形成された上方開放状のU字溝とを有し、前記両頭針と同一樹脂材料で成形された両頭針保持筒と、を備えており、前記両頭針保持筒はこれの内筒の内周に設けた雌ねじ部を前記口部側の外周に設けた雄ねじ部に螺合してあり、前記両頭針はこれの外周リングの下端側を前記U字溝に上下スライド自在に嵌合し、その下方スライドにより前記両頭針の下針を前記口栓に刺し通すようにしてあり、前記内筒の内周の前記雌ねじ部より上方部位から鍔部を内方に張出し形成し、この鍔部の内周に、前記口栓の上面に密着する環状の密閉用突起を下向きに突設してあることを特徴とする溶解液容器。
IPC (2件):
A61J 1/20 ,  A61J 1/05
FI (2件):
A61J 3/00 316 A ,  A61J 1/00 351 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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