特許
J-GLOBAL ID:200903039175858163

車両のトラクションコントロール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-042644
公開番号(公開出願番号):特開平8-238957
出願日: 1995年03月02日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】 トラクションコントロール装置において、路面摩擦係数が低い場合に駆動輪速度がハンチングするのを防止する。【構成】 駆動輪速度VWとスリップ基準値VR1,VR2とを比較して判定したスリップ状態に応じて、スロットル開度DEGTH1及びエンジン回転数NELから算出したエンジントルクTQEと、トータル加速度TG及び車速VVから算出した必要エンジントルクTQDと、極低摩擦係数の路面に対応するエンジントルクTQLMとのうちから、トラクションコントロールの初期エンジントルクTQINTを選択する。駆動輪速度VWが繰り返し前記スリップ基準値VR2を越えるとハンチングが発生したと判定され、前記極低摩擦係数の路面に対応するエンジントルクTQLMが選択されてエンジントルクが大きく低減される。
請求項(抜粋):
車両の駆動輪速度(VW)を算出する駆動輪速度算出手段(M1)と、車両の車体速度(VV)を算出する車体速度算出手段(M2)と、該車体速度(VV)に基づいて駆動輪(WFL,WFR)のスリップ基準値(VR2)を算出するスリップ基準値算出手段(M6)と、前記駆動輪速度(VW)及びスリップ基準値(VR2)を比較する比較手段(M7)と、駆動輪速度(VW)がスリップ基準値(VR2)を越えたときに駆動輪(WFL,WFR)の過剰スリップを防止すべくエンジントルクをフィードバック制御するエンジントルク低減手段(M11)とを備えた車両のトラクションコントロール装置において、車両の駆動状態に基づいて必要エンジントルク(TQD)を算出する必要エンジントルク算出手段(M5)と、前記駆動輪速度(VW)が所定の敷居値(VR2)を上回った後に下回った回数に基づいて駆動輪速度(VW)のハンチングを判定するハンチング判定手段(M9)と、前記ハンチング判定手段(M9)によりハンチングが判定されないときに前記必要エンジントルク(TQD)をフィードバック制御開始時の初期エンジントルク(TQINT)として前記エンジントルク低減手段(M11)に出力するとともに、ハンチングが判定されたときに前記必要エンジントルク(TQD)よりも小さいエンジントルク(TQLM)をフィードバック制御開始時の初期エンジントルク(TQINT)として前記エンジントルク低減手段(M11)に出力する初期エンジントルク選択手段(M8)と、を備えたことを特徴とする車両のトラクションコントロール装置。
IPC (8件):
B60K 41/08 ,  B60K 28/16 ,  B60T 8/58 ,  F02D 29/02 311 ,  F02D 41/04 310 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 41/22 330 ,  F02D 45/00 345
FI (8件):
B60K 41/08 ,  B60K 28/16 ,  B60T 8/58 D ,  F02D 29/02 311 A ,  F02D 41/04 310 G ,  F02D 41/04 330 G ,  F02D 41/22 330 E ,  F02D 45/00 345 G
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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