特許
J-GLOBAL ID:200903039217988267

薬剤を保存、混合および投与するためのシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-551831
公開番号(公開出願番号):特表2002-516725
出願日: 1999年06月04日
公開日(公表日): 2002年06月11日
要約:
【要約】濃縮薬剤を保存して混合するシステムのための容器であって、第1の端部において供給通路を含むカバー構造を、反対側の第2の端部において密閉構造をもつバレルを含んでいる。第1の端部ではメス型のルアーロックフィッティングが供給通路を規定している。密閉構造およびメス型のルアーロックフィッティングは組み合わされてバレルに形成されるか、または密閉構造がスライド可能なストッパにされる。密閉構造はホルダを含むこともまたあり得る。ホルダは2つの位置の間で移動するように構成される。第1の位置では、ホルダはバレルの第2の端部より上の位置にある。バレルはカバー片の周囲から蒸気を通気することができる。第2の位置では、ホルダはバレル上に押し下げられ、蒸気を通気することができない。カバー構造はスナップ装着のカバー片を含んでおり、第1の端部にかぶさる。カバー片はメス型のルアーロックフィッティングを含んでおり、ホルダと同じように機能する。この容器は希釈液注射器を含む混合システムで使用することが可能であり、この注射器は第1の端部に排出通路をもつバレル、および希釈液注射器バレル内にスライド可能でシール性をもって配置され、排出通路に隣接する希釈チャンバを規定するピストンを有する。この注射器は、容器にあるメス型のルアーロックフィッティングと取外し可能な状態で接続されるオス型のルアーロックフィッティングを第1の端部に含んでいる。希釈液は注射器から容器に流入した濃縮薬剤と混ざり合い、結果として生成した混合液は、それから、患者に投薬するために容器から引き出される。
請求項(抜粋):
第1の端部と第2の端部の間にある周囲壁を有する、濃縮薬剤を収容するためのバレルと、 前記バレルをその前記第2の端部において実質的に閉じるカバー構造とを含む濃縮薬剤を保存するための容器であって、前記カバー構造は、オス型のルアー(Luer)ロックノズルを受けるためのテーパ状のルアー開口部をもつ供給ノズルと、オス型のルアーロックフィッティングのカラーのメスネジ形状に係合するための前記供給ノズルの外側を取り巻くオスネジ形状を含むルアーロックフィッティングとを有する容器。
IPC (2件):
A61J 1/20 ,  A61J 1/05
FI (3件):
A61J 3/00 314 B ,  A61J 3/00 314 C ,  A61J 1/00 351 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 薬剤容器用の凍結乾燥封止組立体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-261362   出願人:ベクトン・ディキンソン・フランス・ソシエテ・アノニム
  • 特開平3-133456
  • バイアルのコネクタ組立体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-182302   出願人:ベクトン・ディッキンソン・アンド・カンパニー
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