特許
J-GLOBAL ID:200903039235724226

タスク間通信方法、プログラム、記録媒体、電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-040056
公開番号(公開出願番号):特開2004-252574
出願日: 2003年02月18日
公開日(公表日): 2004年09月09日
要約:
【課題】処理装置の処理負荷を低減できるタスク間通信方法等を提供する。【解決手段】メッセージ送信時にデータのキューイングを行った後、該当する優先度のメッセージ送信カウンタの値に基づき、現在送信待ちの同優先度のメッセージが有るか否かを確認する。待ちメッセージが無い場合は従来方式と同様にタスクBの起床要求をRTOSに対して行うが、待ちメッセージがある場合はタスクBの起床要求は行わず送信処理を終了する。そしてタスクBが起床されると、キューイングしたデータを取り出してそのデータを利用する処理を行った後、さらに同優先度の送信待ちメッセージが残っているかどうかをチェックし、もし残っていればタスクを終了せずに続けて次の受信処理を実施し、送信待ちメッセージがなくなるまで繰り返す。このように構成することで、タスクの起床及び終了処理が少なく済み、処理負荷を低減できる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
あるタスク(以下送信側タスクと称する)上での処理から、前記送信側タスクとは別のタスク(以下受信側タスクと称する)上での処理に対するデータの送信要求が発生した場合に、前記送信側タスク上での処理において、当該データを、当該受信側タスク上での処理から取得可能なキューに格納し、当該受信側タスクの起床要求をオペレーティングシステムに対して行い、当該起床要求に基づいて前記オペレーティングシステムの処理によって当該受信側タスクが起床された際に、当該受信側タスク上での処理において、当該受信側タスク上での処理から取得可能な前記キューに格納されたデータを取得する処理を、コンピュータによって実行することによって実現されるタスク間通信方法において、 前記送信側タスク上での処理における前記受信側タスクの起床要求の回数を前記データの送信回数よりも少ない回数とし、 前記受信側タスク上での処理における前記キューに格納されたデータを取得する処理において、前記キューに格納されたデータを複数取得すること を特徴とするタスク間通信方法。
IPC (1件):
G06F9/46
FI (1件):
G06F9/46 340B
Fターム (3件):
5B098GA04 ,  5B098GB13 ,  5B098GC16
引用特許:
審査官引用 (5件)
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