特許
J-GLOBAL ID:200903039317132718

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-341654
公開番号(公開出願番号):特開平10-184889
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 運転者に加速意思のないアクセルペダルの急速踏込操作が行われても、ダウン変速後のギヤ段からのアップ変速が遅れない車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。【解決手段】 アクセル戻し操作判定手段110によって、アクセルペダル50が急速操作されることに関連してダウン変速判断がおこなわれたときから判断基準時間TD 内にアクセルペダル50の戻し操作があったと判定された場合には、変速線切換禁止手段112により、アクセルペダル50の急速操作に関連したダウン変速に係わるギヤ段のアップ変速線が高車速側へ切り換えられることが禁止される。これにより、運転者に加速意思のないアクセルペダルの急速踏込操作、すなわちチップイン操作やあおり操作が行われても、ダウン変速後のギヤ段からのアップ変速が遅れることがなく、運転者に違和感を与えることが好適に防止される。
請求項(抜粋):
予め設定された変速線図から実際の車両のエンジン負荷と車速とに基づいて変速判断を実行する変速制御手段を備え、アクセルペダルが急速操作されたときには、該急速操作に係るダウン変速点を前記変速線図に設定されたダウン変速線よりも低負荷側へ相対移動させ且つ該ダウン変速に係わるギヤ段のアップ変速線を高車速側へ切り換える形式の車両用自動変速機の変速制御装置であって、前記アクセルペダルの急速操作に関連してダウン変速判断がおこなわれたときから予め設定された判断基準時間内に、アクセルペダルの戻し操作があったか否かを判定するアクセル戻し操作判定手段と、該アクセル戻し操作判定手段によって前記判断基準時間内にアクセルペダルの戻し操作があったと判定された場合には、前記ダウン変速に係わるギヤ段のアップ変速線が高車速側へ切り換えられることを禁止する変速線切換禁止手段とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/10 ,  F16H 59:18 ,  F16H 59:44 ,  F16H 63:12
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る