特許
J-GLOBAL ID:200903039319926037

弾性クローラおよび弾性クローラ用幅方向補強体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-245724
公開番号(公開出願番号):特開2000-072056
出願日: 1998年08月31日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】 弾性クローラは、エンドレス帯状をしたゴム製のクローラ本体内に、その幅方向に細長い芯金が周方向に複数埋設され、クローラ本体の外周面側にはラグが設けられたものである。芯金には、クローラ本体の内周側へ突出するレール突起が設けられている。ラグを斜め形状にして、複数本の芯金に跨がるように設けると、レール突起上を転輪が通過するときの芯金の前後揺動を抑制でき、振動吸収効果がある。しかしこの場合、駆動輪に対する巻き掛け等の曲がりがスムーズとならず、クローラ本体に芯金との剥離や亀裂が生じるおそれがあった。【解決手段】 クローラ本体3の幅方向中央部Pには、駆動輪と係合する係合孔4が設けられているが、この部分ではラグ7を設けず、左右へ振り分け配置した。またラグ7は、周方向に沿って左右で千鳥配置とした。そのうえでラグ7を斜め形状にした。幅方向中央部Pでは、クローラ本体3の肉厚を薄くできる。
請求項(抜粋):
弾性材によってエンドレス帯状に形成されたクローラ本体(3)内にその周方向に所定間隔で複数の幅方向補強体(2)が埋設されていると共に、クローラ本体(3)の幅方向中央部にはその周方向に所定間隔で複数の駆動輪用係合孔(4)が設けられている弾性クローラにおいて、上記クローラ本体(3)の外周面側にはラグ(7)が設けられており、該ラグ(7)は、係合孔(4)が並ぶ中央位置(P)を除いた左右両外方へ振り分けられ、且つ周方向で千鳥状に配置されており、個々のラグ(7)が、3つ以上の幅方向補強体(2)に跨がる斜め形状に形成されていることを特徴とする弾性クローラ。
FI (3件):
B62D 55/253 A ,  B62D 55/253 B ,  B62D 55/253 C
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開平3-248974
  • 特公平8-029725
  • 弾性履帯
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-072148   出願人:オーツタイヤ株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 特開平3-248974
  • 特公平8-029725
  • 弾性履帯
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-072148   出願人:オーツタイヤ株式会社
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