特許
J-GLOBAL ID:200903039391016495

杭頭部の接合構造及び杭体の築造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-408136
公開番号(公開出願番号):特開2005-171480
出願日: 2003年12月05日
公開日(公表日): 2005年06月30日
要約:
【課題】 本発明は、簡略な構成で施工性が良く、大地震時下においても杭頭部が破壊することなく基礎水平部材もしくは上部構造体との剛接合を確保できる杭頭部の接合構造、及び杭体の築造方法を提供する。【解決手段】 上ダイアフラム5及び下ダイアフラム8を外鋼管4の上下端面各々に固着した後、これらの貫通穴5a、8aに杭体1を挿通し貫通孔5a、8aの孔縁と杭体1を構成する鋼管の外周面とを固着する。杭体1、外鋼管4、上ダイアフラム5及び下ダイアフラム8の間に形成された空隙部に硬化材10を充填し、杭体1を拡径部材2を備えたプレキャスト部材として製造する。地盤に杭孔を削孔し拡径部材2が設置された杭体1を打設した後、杭体1周辺の地盤を掘削し基礎底面を形成した上で、拡径部材2の上ダイアフラム5の表面5cで所定位置にアンカー部材3の一端を固着する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも杭頭部近傍に鋼管を備える杭体を、基礎水平部材もしくは上部構造体に接合するための杭頭部の接合構造であって、前記杭体の杭頭を拡径する拡径部材と、該拡径部材に一端を固定され他端を前記基礎水平部材もしくは上部構造体に埋め込まれる複数のアンカー部材とを備えてなり、 前記拡径部材が、前記杭体の外径と比較して内径が大きく、杭頭部を内包するように配置される外鋼管と、 中央部に前記杭体の外径に等しい径の貫通孔を有し、該貫通孔に前記杭体を挿通させて当接部を固着した状態で前記外鋼管の上端面及び下端面を閉塞するように水平に設置される上ダイアフラム及び下ダイアフラムと、 前記外鋼管及び前記杭体に囲まれる領域に充填される硬化材により構成され、 前記アンカー部材が、一端を前記拡径部材を構成する上ダイアフラムもしくは外鋼管に固着されることを特徴とする杭頭部の接合構造。
IPC (2件):
E02D5/34 ,  E02D27/12
FI (2件):
E02D5/34 A ,  E02D27/12 Z
Fターム (7件):
2D041AA02 ,  2D041BA18 ,  2D041BA44 ,  2D041CA03 ,  2D041DB02 ,  2D041DB05 ,  2D046CA04
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
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