特許
J-GLOBAL ID:200903039444438460

光ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-024787
公開番号(公開出願番号):特開平10-222868
出願日: 1997年02月07日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】層ジャンプが安定に行え、層ジャンプ後の光ディスクからのデータの読み取りを早くすることできる光ディスク装置を提供することを目的とする。【解決手段】既に合焦点にある層から他の層の合焦点へ移動する際に、ノイズ成分を除去したフォーカス駆動信号に上昇電圧や降下電圧を加算して、層の切り換わり点で上昇電圧と下降電圧を切り換えるようにして、面振れやノイズの影響を受けずに、層ジャンプを安定に行い、かつ層ジャンプ終了時にトラッキング駆動信号を制御して不要な対物レンズの移動を抑制しすばやくトラッキングを引き込むようにする。
請求項(抜粋):
片方の面から情報を読み取る記録面をもつ層が2つ以上あるディスクを光学的に再生又は記録再生する光ディスク装置において、ディスクの記録面にレ-ザ-光線のフォーカスを合わせる為の対物レンズと、該対物レンズをディスクの記録面と垂直な方向に移動させ対物レンズの焦点をディスクの記録面に合わせるとともに該対物レンズをディスクの記録面と水平な方向に移動させ対物レンズを記録面上のピット上にトレースさせる移動手段(3)とを少なくとも備え、該対物レンズをディスクの記録面と垂直な方向に駆動させる信号のノイズ成分を除去するノイズ除去手段(14)と、該対物レンズをディスク表面に対して近づけるために必要な駆動電圧値か、対物レンズを遠ざけるために必要な駆動電圧値かを切換える電圧切換手段(18)と、前記ノイズ除去手段の出力と前記電圧切換手段の出力とを加算する加算手段(17)と、前記記録面をもつある層から別の層へ移動する時に生じる信号を検出する層切換点検出手段と(12)、該層切換点検出手段の検出信号により前記電圧切換手段を制御する制御手段と(13)、前記対物レンズのピット上とのずれ量を表わすトラッキング誤差信号と前記対物レンズがピット上かランド上にいるかの判別信号との位相関係から信号を生成する信号生成手段(25)と、前記対物レンズをディスクに対して水平にピット上にトレースさせる駆動信号の出力と該出力を遮断した出力とを前記信号生成手段の出力信号によって切り換える切換え手段(19b)を有し、既に合焦点にある層から他の層の合焦点へ移動する際に、前記ノイズ除去手段によりノイズ成分を除去した対物レンズの垂直方向の駆動信号に前記電圧切換手段により電圧値を加算して前記対物レンズの前記移動手段に与えることで、強制的に前記対物レンズを他の層の方向へ移動させ、前記層切換点検出手段により、移動の際に生じる記録面の層の切換わり点において、対物レンズの移動手段に与える電圧値を前記電圧切換手段により制御し、かつ、他の層へ移動した時に対物レンズの水平方向の駆動信号を前記切換え手段により制御して該切換え手段の出力を前記移動手段に与えることを特徴とする光ディスク装置。
IPC (4件):
G11B 7/135 ,  G11B 7/085 ,  G11B 7/09 ,  G11B 7/20
FI (4件):
G11B 7/135 Z ,  G11B 7/085 B ,  G11B 7/09 B ,  G11B 7/20
引用特許:
出願人引用 (6件)
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