特許
J-GLOBAL ID:200903039470974027

酵素免疫測定法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 耕平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-361569
公開番号(公開出願番号):特開2000-180448
出願日: 1998年12月18日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】 ペルオキシダーゼ酵素を標識物質として用い、新規な化学発光系により抗原又は抗体を免疫学的に測定する方法を提供する。【解決手段】 ペルオキシダーゼ酵素を標識物質として用いる酵素免疫測定法において、N,N’-ジ置換-9,9’-ビスアクリジニウム塩類の電荷移動錯体及びN,N-ジ置換カルボン酸アミド化合物を主成分とする化学発光試薬又はN,N’-ジ置換-9,9’-ビスアクリジニウム塩類の電荷移動錯体、N,N-ジ置換カルボン酸アミド化合物及び特定アミノアルコール化合物を主成分とする化学発光試薬を用いる化学発光酵素免疫測定法により、抗原又は抗体を高感度に測定する方法。
請求項(抜粋):
ペルオキシダーゼ酵素標識した抗体若しくは抗原を試料中の測定すべき抗原若しくは抗体、又はそれらの凝集物と混合し、抗原抗体反応によりペルオキシダーゼ酵素標識-抗原抗体錯体からなる免疫複合体を形成させた後、これを分離して、下記一般式(1)【化1】(上記一般式(1)において、R1 及びR2 は、それぞれアルキル基、アリール基及びハロゲン化アリール基からなる群より選択され、互いに同一でも又は異なるものでもよく、R3 、R4 、R5 及びR6 は、それぞれ水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基及びハロゲン原子からなる群より選択され、互いに同一でも又は異なるものでもよく、X・は前駆体ビスアクリジニウム塩の対アニオンから電子が移動した残基である酸ラジカルを示す。)で表わされるN,N’-ジ置換-9,9’-ビスアクリジニウム塩類の電荷移動錯体、及び下記一般式(2)【化2】(上記一般式(2)において、R1 は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基及び炭素数6〜20のアリール基からなる群より選択され、該アリール基はアルキル基、ニトロ基、水酸基、アミノ基又はハロゲン原子等で置換されていてもよく、R2 はメチル基及びエチル基からなる群より選択され、R3 は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基及び炭素数6〜20のアリール基からなる群より選択され、該アリール基はアルキル基、ニトロ基、水酸基、アミノ基又はハロゲン原子等で置換されていてもよく、R1 及びR3 は、互いに結合して、それぞれが結合しているカルボニル基の炭素原子及びアミド基の窒素原子と共に環を形成していてもよい。)で表わされるN,N-ジ置換カルボン酸アミド化合物を主成分とする化学発光試薬を用い、水素受容体の存在下において化学発光させ、その発光強度を測定することにより試料中の抗原又は抗体の量を定量することを特徴とする化学発光酵素免疫測定法。
IPC (3件):
G01N 33/536 ,  C12Q 1/28 ,  G01N 21/78
FI (3件):
G01N 33/536 C ,  C12Q 1/28 ,  G01N 21/78 C
Fターム (26件):
2G054AA06 ,  2G054AB04 ,  2G054AB10 ,  2G054CE02 ,  2G054CE08 ,  2G054CE10 ,  2G054EA01 ,  2G054FA34 ,  2G054GE01 ,  4B063QA01 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ03 ,  4B063QQ79 ,  4B063QQ96 ,  4B063QR02 ,  4B063QR41 ,  4B063QR48 ,  4B063QR50 ,  4B063QR51 ,  4B063QR54 ,  4B063QR66 ,  4B063QR82 ,  4B063QR84 ,  4B063QS03 ,  4B063QS33 ,  4B063QX02
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
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