特許
J-GLOBAL ID:200903039662955280

ビデオカメラの調整方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-034829
公開番号(公開出願番号):特開平7-245728
出願日: 1994年03月04日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】 撮影開始当初でも、静止画挿入動作の再開当初でも、静止画用映像信号の黒レベル補正を良好に行うための適切な調整値を得ること。【構成】 ビデオカメラの製造段階で光源31を用いて所定の被写体を撮影し、カメラマイコン15から信号処理回路11に与えられる静止画補正用デジタルクランプ信号のデータと、動画補正用デジタルクランプ信号のデータとをEVR治具33に取り込む。EVR治具33は両デジタルクランプデータの差分を計算し、この差分を調整値としてカメラマイコン15のEVRのEEPROM等に記録することにより、調整値の設定を行う。
請求項(抜粋):
被写体の明るさが所定値よりも明るくなったら、所定フィールド毎に撮像素子を高速電子シャッタ動作させて静止画用映像信号を出力し、他のフィールドでは通常シャッタスピードで撮像素子を動作させて動画用映像信号を出力し、被写体の明るさが所定値よりも暗くなったら、前記撮像素子のシャッタスピードを全フィールドで通常シャッタスピードにする静止画自動挿入モードを有するビデオカメラであって、更に、静止画用映像信号のうちブランキング期間の信号を積分して静止画補正用の積算測光値を求めると共に、動画用映像信号のうちブランキング期間の信号を積分して動画補正用の積算測光値を求める積分回路と、静止画用映像信号が入力されたときには静止画補正用のクランプ信号を基にこの静止画用映像信号に対し黒レベル補正をして出力すると共に、動画用映像信号が入力されたときには動画補正用のクランプ信号を基にこの動画用映像信号に対し黒レベル補正をして出力する信号処理回路と、静止画補正用の積算測光値を基に静止画補正用のクランプ信号を演算すると共に、動画補正用の積算測光値を基に動画補正用のクランプ信号を演算し、前記信号処理回路に静止画用映像信号が入力されるときには、当該静止画用映像信号よりも前に前記撮像素子から出力された静止画用映像信号を基に求めたクランプ信号を、前記信号処理回路に送り、前記信号処理回路に動画用映像信号が入力されるときには、当該動画用映像信号よりも前に前記撮像素子から出力された動画用映像信号を基に求めたクランプ信号を、前記信号処理回路に送るカメラマイコンとを有し、更に前記カメラマイコンは、ビデオカメラが作動し始めてから最初の静止画用映像信号が前記信号処理回路に入力されるときには、この静止画用映像信号よりも前に前記撮像素子から出力された動画用映像信号を基に求めたクランプ信号に、あらかじめ設定した調整値を加えてなるクランプ信号を、前記信号処理回路に送るようにされたビデオカメラにおいて、前記ビデオカメラの製造段階で、所定の被写体を撮影して静止画用映像信号入力時の静止画補正用クランプ信号と動画用映像信号入力時の動画補正用クランプ信号との差分を求め、この差分に相当する値を前記調整値として、前記カメラマイコンに予め記録すること、を特徴とするビデオカメラの調整方法。
IPC (4件):
H04N 5/243 ,  H04N 5/16 ,  H04N 9/73 ,  H04N 5/335
引用特許:
出願人引用 (5件)
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