特許
J-GLOBAL ID:200903039684278052

連続地中壁構築工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-347606
公開番号(公開出願番号):特開2002-146775
出願日: 2000年11月15日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】 作業性よく寸法精度のよい連続地中壁(補強芯材の位置の寸法精度も含む。)が構築できる連続地中壁構築工法を提供する。【解決手段】 第一工程として、地中壁構築予定地に、大きな荷重に抗することのできる立壁(11,11)によって構成されるガイド用溝(1)を設ける。第二工程として、ガイド用溝(1)に安定液(MW)を注入・滞留させる。第三工程として、ガイド用溝(1)の上に載せて位置決めした多軸掘削機(2)で、縦孔を掘削しする。掘削に際して安定液(MW)を下端回転ビット(31)み上げて、ガイド用溝(1)内に戻す。第四工程として、上記縦孔(LH)の地中壁材(WM)に固化材を混合する。第五工程として、補強芯材(7)を建て込む。第六工程として、一定距離離れた先行地中壁ユニット(HLa,HLa,HLa・・・)を構築する。第七工程として、隣り合う上記先行地中壁ユニット(HLa,HLa)の間を後行地中壁ユニット(HLb)で連結する。
請求項(抜粋):
第一工程として、地中壁構築予定地に、対向面が鋼製又はコンクリート製で大きな荷重に抗することのできる立壁(11,11)によって構成されるガイド用溝(1)を設け、第二工程として、上記ガイド用溝(1)内に、安定液(MW)を注入・滞留させ、第三工程として、上記ガイド用溝(1)内を、このガイド用溝(1)の上に載せて位置決めした多軸掘削機(2)の地上装置(20)より駆動軸兼用排水パイプ(32)を介して吊り下げた掘削機本体(30)で、縦孔(LH)を掘削し、この掘削に際して安定液(MW)を該掘削機本体(30)の下端回転ビット(31)部位近傍より安定液プラント(5)までサクションポンプ(54)で汲み上げて、ガイド用溝(1)内に戻すように循環させ、安定液(MW)と共に地上に搬出された掘削土を上記該安定液プラント(5)の分離装置(51)で分離除去し、第四工程として、上記縦孔(LH)を所定の深さまで掘削したら、ガイド用溝(1)より安定液(MW)を地上に設置した固化材プラント(6)で汲み上げて、該攪拌混合機(61)で安定液(MW)に固化材を混入攪拌して地中壁材(WM)とするか、別途調整した固化前の地中壁材(WM)を用意し、この地中壁材(WM)を、該縦孔(LH)内に差し込んだ注入パイプ(62)より順次該縦孔(LH)の底部より注入し、第五工程として、上記地中壁材(WM)を注入した後又は注入前に、該縦孔(LH)内に鋼材等の補強芯材(7)を差し込む建て込みを行ない、第六工程として、上記第三工程から第五工程までを、上記ガイド用溝(1)内に沿って所定間隔離して順次繰り返して、夫々独立した先行地中壁ユニット(HLa,HLa,HLa・・・)を構築し、第七工程として、隣り合う上記先行地中壁ユニット(HLa,HLa)の間を、前記多軸掘削機(2)で、同じく前記第三工程から第五工程までを繰り返して後行地中壁ユニット(HLb,HLb,HLb・・・)を構築し、この後行地中壁ユニット(HLb,HLb,HLb・・・)の構築に際しては、該多軸掘削機(2)で隣り合う前記先行地中壁ユニット(HLa,HLa)の内側端部を一部削り取って行ない、順次隣り合う先行地中壁ユニット(HLa,HLa)の間を後行地中壁ユニット(HLb)で連結するようになした連続地中壁構築工法。
Fターム (12件):
2D049EA02 ,  2D049EA09 ,  2D049EA11 ,  2D049GA03 ,  2D049GA13 ,  2D049GA19 ,  2D049GB05 ,  2D049GC06 ,  2D049GC11 ,  2D049GD01 ,  2D049GD03 ,  2D049GE03
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 連続地中壁の施工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-103680   出願人:利根地下技術株式会社
  • 特開平3-172413
  • 連続地中壁掘削機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-315631   出願人:高嶋建設工事株式会社
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審査官引用 (10件)
  • 連続地中壁の施工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-103680   出願人:利根地下技術株式会社
  • 特開平3-172413
  • 特開平3-172413
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