特許
J-GLOBAL ID:200903039685456540

インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-086325
公開番号(公開出願番号):特開平10-285982
出願日: 1997年04月04日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 センサレス駆動方式により低振動且つ高効率でブラシレスモータを駆動することができるインバータ装置を提供する。【解決手段】 電流極性検出回路17は、トランジスタT4に流れる電流の有無からモータ8の巻線電流の極性を検出し、電流位相差検出部15は、その極性と通電信号Du,Dv,Dwとに基づきインバータ主回路7の出力電圧Vに対するモータ8の巻線電流iu,iv,iwの位相差θiを検出する。誘起電圧位相差演算部11は、電流位相差θiに基づき出力電圧Vに対するモータ8の誘起電圧Eの位相差θeを演算し、周波数指令決定部13が、その位相差θeと電流位相差θiとの差から周波数指令feを決定すると、通電信号形成部10は、周波数指令feから正弦波に応じた電圧率の振幅を有する通電信号Du,Dv,Dwを形成し、インバータ主回路7を介してモータ8を駆動する。
請求項(抜粋):
電圧指令及び周波数指令に基づき通電信号を形成して出力する通電信号形成手段と、正側直流母線と出力端子との間に接続され並列にダイオードを有する正側スイッチング素子及び負側直流母線と出力端子との間に接続され並列にダイオードを有する負側スイッチング素子から構成され、前記通電信号に基づいてブラシレスモータの複数の巻線に電圧を出力するインバータ主回路とを備えたインバータ装置において、前記インバータ主回路の出力電圧に対する前記巻線に流れる巻線電流の位相差を検出する電流位相差検出手段と、この電流位相差検出手段が検出する電流位相差に基づいて、前記出力電圧に対する前記ブラシレスモータの誘起電圧の位相差を演算する誘起電圧位相差演算手段と、この誘起電圧位相差演算手段が演算する誘起電圧位相差と前記電流位相差とに基づいて、前記周波数指令を決定する周波数指令決定手段とを具備したことを特徴とするインバータ装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る