特許
J-GLOBAL ID:200903039737912735

天然繊維にカーボンナノチューブを被覆する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮本 泰一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-069926
公開番号(公開出願番号):特開2005-256222
出願日: 2004年03月12日
公開日(公表日): 2005年09月22日
要約:
【課題】天然繊維に天然繊維本来の特質を保持させたまま導電性,熱伝導性を付与し、炭素繊維よりも高機能の新規材料を提供する。【解決手段】化学めっき液にカーボンナノチューブを分散せしめた処理液に金属イオンと還元剤を溶存させてカーボンナノチューブに存在する官能基に酸塩基反応により金属イオンを吸着させ、一方、天然繊維の表面を上記処理液に含まれる金属イオンの還元反応が天然繊維表面で進行するように酸又はアルカリで改質して、その改質された天然繊維を60〜95°Cに加温された上記処理液に浸漬し、前記金属イオンが還元して金属皮膜を得る際にカーボンナノチューブ2を同時に該皮膜内に取り込み、天然繊維表面にカーボンナノチューブを被覆せしめる。 【選択図】 図2
請求項(抜粋):
化学めっき液にカーボンナノチューブを分散して、この分散せしめた処理液に金属イオンと還元剤を溶存させてカーボンナノチューブに存在する官能基に酸塩基反応により金属イオンを吸着させ、一方、天然繊維の表面を上記処理液に含まれる金属イオンの還元反応が天然繊維表面で進行するように酸又はアルカリで改質して、この改質された天然繊維を60〜95°Cに加温された上記処理液に浸漬し、前記金属イオンを還元して金属皮膜を得る際にカーボンナノチューブを同時に該皮膜内に取り込み、天然繊維表面にカーボンナノチューブを被覆固定せしめることを特徴とする天然繊維にカーボンナノチューブを被覆する方法。
IPC (3件):
D06M11/74 ,  B82B3/00 ,  D06M11/83
FI (3件):
D06M11/74 ,  B82B3/00 ,  D06M11/83
Fターム (5件):
4L031AA01 ,  4L031BA02 ,  4L031CB12 ,  4L031DA00 ,  4L031DA15
引用特許:
出願人引用 (5件)
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