特許
J-GLOBAL ID:200903039776032041
偏光フィルム製造廃液からのヨウ素回収方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
林 信之
, 安彦 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-183249
公開番号(公開出願番号):特開2008-013379
出願日: 2006年07月03日
公開日(公表日): 2008年01月24日
要約:
【課題】偏光フィルム製造廃液から、容易にかつ効率よくヨウ素及びホウ素を回収することができる偏光フィルム製造廃液からのヨウ素回収方法を提供する。【解決手段】ヨウ素:全ヨウ素量で2〜35g/リットル、ホウ素:0.2〜8g/リットル、及びカリウム:0.6〜11g/リットルを含有する偏光フィルム製造廃液のpHを7未満に調整した後、電気透析装置1により電気透析してヨウ素をヨウ化カリウムとして分離し、廃液中の全ヨウ素量を0.5g/リットル以下にする。次に、電気透析後の廃液を強塩基性陰イオン交換樹脂6に通液して残留するヨウ素を、この強塩基性陰イオン交換樹脂6に吸着させて、廃液中の全ヨウ素量を0.01g/リットル以下にする。その後、ヨウ化カリウム及び強塩基性陰イオン交換樹脂6からヨウ素を回収する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ヨウ素:全ヨウ素量で2〜35g/リットル、ホウ素:0.2〜8g/リットル及びカリウム:0.6〜11g/リットルを含有する偏光フィルム製造廃液からヨウ素を回収する方法であって、
前記廃液を、pHが7未満になるように調整した後、電気透析して前記廃液中に含まれるヨウ素とカリウムとをヨウ化カリウムとして分離する工程と、
前記電気透析後の廃液を強塩基性陰イオン交換樹脂に通液して前記廃液に残留するヨウ素を前記強塩基性陰イオン交換樹脂に吸着させる工程と、
前記ヨウ化カリウム及び前記強塩基性陰イオン交換樹脂からヨウ素を回収する工程と、
を有することを特徴とする偏光フィルム製造廃液からのヨウ素回収方法。
IPC (7件):
C01B 7/14
, C02F 1/469
, B01D 61/44
, C02F 1/42
, B01J 49/00
, B01J 45/00
, B01J 41/12
FI (9件):
C01B7/14 B
, C02F1/46 103
, B01D61/44 500
, C02F1/42 E
, B01J49/00 G
, B01J49/00 H
, B01J45/00 H
, B01J41/12 Z
, C01B7/14 C
Fターム (31件):
4D006GA17
, 4D006KA72
, 4D006KB11
, 4D006MA03
, 4D006MB07
, 4D006PA10
, 4D006PB08
, 4D006PB28
, 4D025AA09
, 4D025AB05
, 4D025AB06
, 4D025BA14
, 4D025BA17
, 4D025BA22
, 4D025BB01
, 4D025BB02
, 4D025BB09
, 4D025BB15
, 4D025BB18
, 4D025DA06
, 4D025DA10
, 4D061DA08
, 4D061DB18
, 4D061DC13
, 4D061EA09
, 4D061EB04
, 4D061EB13
, 4D061EB16
, 4D061EB19
, 4D061FA08
, 4D061FA11
引用特許:
出願人引用 (10件)
-
偏光板製造廃液の処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-134909
出願人:オルガノ株式会社
-
特公平3-10378号公報
-
特許第3727212号公報
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審査官引用 (7件)
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