特許
J-GLOBAL ID:200903039799687495

限流装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 福田 武通 (外3名) ,  福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-158396
公開番号(公開出願番号):特開2000-350357
出願日: 1999年06月04日
公開日(公表日): 2000年12月15日
要約:
【要約】【課題】 交流回路に短絡等の事故が生じた時の電流の上昇率を小さく抑えると共に、回路を遮断する機能を備える限流装置を提供する。【解決手段】 交流電源eに負荷抵抗R1と系統抵抗R2が接続された交流電源系統に第1,第2接続端J1,J2で直列に接続された限流装置2は、通常、直流電源21からの直流バイアス電流が第2ダイオードD2→第1ダイオードD1もしくは第2サイリスタTh2→第1サイリスタTh1を経て超電導コイルLへ至るように還流しているが、事故電流が発生して、第1接続端J1もしくは第2接続端J2の電位が急激に上昇しようとすると、その変化が超電導コイルLによって抑制されると共に、第1,第2サイリスタTh1,Th2がオフとなって、交流電源系統の回路は遮断され、その後、超電導コイルLには直流電源21からのバイアス電流が第1,第2ダイオードD1,D2を介して流れ続ける。
請求項(抜粋):
交流電力系統へ直列に介挿され、4つの整流手段で構成した整流回路により整流した直流を直流リアクトルへ供給し、短絡故障等に起因する過大な事故電流が生じた場合、直流リアクトルへ流れる電流が急激に増加することを直流リアクトルの制限作用により抑制して、事故電流の急激な上昇を抑える限流装置において、上記整流回路は、限流装置が介挿される交流電力系統の第1接続端から直流リアクトルの第1端へ順方向となるように接続した第1ダイオードと、第1接続端から直流リアクトルの第2端へ逆方向となるように接続した第2ダイオードと、限流装置が介挿される交流電力系統の第2接続端から直流リアクトルの第1端へ順方向となるように接続した第1サイリスタと、第2接続端から直流リアクトルの第2端へ逆方向となるように接続した第2サイリスタとから構成し、事故電流の発生に伴って、第1サイリスタと第2サイリスタを通電不能とする遮断手段を備えることを特徴とする限流装置。
IPC (2件):
H02H 9/02 ,  H01F 36/00 ZAA
FI (2件):
H02H 9/02 H ,  H01F 36/00 ZAA
Fターム (5件):
5G013AA01 ,  5G013AA04 ,  5G013BA01 ,  5G013CA18 ,  5G013CA20
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭49-050448
  • 系統連系装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-154141   出願人:日新電機株式会社
  • 特開昭49-045349
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