特許
J-GLOBAL ID:200903039838673367

ホットスタンプダイ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-519758
公開番号(公開出願番号):特表2009-543697
出願日: 2007年07月12日
公開日(公表日): 2009年12月10日
要約:
第1のダイ構造を有する第1のダイを提供することと、 前記第1のダイ構造上に複雑な形状を有する第1のダイ表面を形成することと、 前記第1のダイ構造に、各々が前記第1のダイ表面の前記複雑な形状に全体的に従う輪郭を有する複数の冷却チャネルを形成することと、 第2のダイ表面を有する第2のダイを形成することとを含み、前記第1のダイ表面および前記第2のダイ表面が協働してダイキャビティを形成する、方法。 前記第1のダイ構造は第1のダイ部材を含み、前記複数の冷却チャネルを形成することは、 前記第1のダイ表面に対向して前記第1のダイ部材の表面に複数のスロットを形成することと、 複数のフィラプレートを形成することと、 各フィラプレートを前記スロットの関連するスロットに挿入することとを含み、各フィラプレートが前記スロットの関連するスロットと協働して、入力ポートおよび出力ポートを形成する、請求項1に記載の方法。 冷却流体入口および冷却流体出口を有するベースを提供することと、 前記冷却流体入口が前記入口ポートへ流体接続で連結されるように、前記ベースに前記第1のダイ部材を固着することと、 前記ベースに冷却流体の流れを提供することとを含み、前記冷却流体が前記入口ポートから前記冷却チャネルに入り、前記出口ポートから前記冷却チャネルを出る、請求項2に記載の方法。 前記第1のダイ構造は第1の部材および第2の部材を含み、前記第1の部材は第2の部材が少なくとも部分的に配置される第1のシェルを形成する、請求項1に記載の方法。 前記第1のダイ構造は、前記第1の部材の関連端部に固定するように連結される端部部材を含み、前記端部部材は、前記第2の部材と協働して前記第1のシェルを満たす、請求項4に記載の方法。 少なくとも1つの冷却チャネルが、前記第1の部材と前記端部部材との間に形成される、請求項5に記載の方法。 前記第2のダイ表面は第2のダイ構造上に形成され、前記第2のダイ構造は第1の部材および第2の部材を含み、前記第2のダイ構造の前記第1の部材は、前記第2のダイ構造の前記第2の部材が少なくとも部分的に配置される第2のシェルを形成する、請求項6に記載の方法。 前記第1のシェルの少なくとも一部を前記第2のシェルの少なくとも一部に連結して、シェルアセンブリを形成することと、 前記シェルアセンブリを熱処理することとをさらに含む、請求項7に記載の方法。 前記第1のシェルの前記少なくとも一部は、前記第2のシェルの少なくとも一部に溶接される、請求項8に記載の方法。 工具鋼から形成される第1のダイ構造を有し、前記第1のダイ構造は、第1のダイ表面および複数の第1の冷却開口部を有し、前記第1のダイ表面は複雑な形状を有し、前記第1の冷却開口部は、第1の所定の距離だけ前記ダイ表面から離隔される、第1のダイと、 第2のダイ表面を有し、前記第1のダイ表面および前記第2のダイ表面が協働してダイキャビティを形成する、第2のダイとを含む加熱形成ダイ。 前記第2のダイは、前記第2のダイ表面から第2の所定の距離だけ離隔される複数の第2の冷却開口部を有する、請求項10に記載の加熱形成ダイ。 前記第1のダイ構造は第1の部材および第2の部材を含み、前記第1の部材は第1のシェルを画定し、前記第2の部材は前記シェルに少なくとも部分的に収容され、前記第1の部材と協働して、前記第1の冷却開口部の少なくとも一部を画定する、請求項10に記載の加熱形成ダイ。 前記第1のダイ構造は端部部材をさらに含み、前記端部部材は前記第1の部材と協働して、前記第1の冷却開口部の別の部分を画定し、前記端部部材は、前記第1の部材の端部に固定するように連結される、請求項13に記載の加熱形成ダイ。 前記第1のダイ構造はダイ部材および複数のフィラプレートを含み、前記ダイ部材は複数のスロットを画定し、各フィラプレートは関連スロットに収容され、前記スロットと協働して前記第1の冷却開口部の関連冷却開口部を形成する、請求項10に記載の加熱形成ダイ。 上部ダイおよび下部ダイを有するダイを提供することであって、前記上部ダイおよび前記下部ダイのそれぞれは、ダイ表面および複数の冷却チャネルを画定するダイ構造を含み、前記ダイ表面は複雑な形状を有し、前記冷却チャネルは前記ダイ表面の輪郭に一般に適合するように前記ダイ表面から離隔され、前記ダイ表面は協働してダイキャビティを形成する、前記上部ダイおよび下部ダイを有するダイを提供することと、 鋼シートブランクを加熱することと、 前記加熱された鋼シートブランクを前記上部ダイと前記下部ダイとの間に配置することと、 前記上部ダイおよび前記下部ダイを閉鎖して、前記キャビティ内に前記加工物を形成することと、 前記上部ダイおよび前記下部ダイの前記ダイ構造を冷却し、前記キャビティ内の前記加工物を急冷することと、 前記急冷された加工物を前記キャビティから排出することとを含む、加工物を加熱形成する方法。 第1の形成表面を少なくとも部分的に画定し、シェルを形成する第1の部材を提供することと、 前記シェルに収容され、前記第1の部材を少なくとも部分的に支持し、前記第1の部材と協働して第1のダイ構造を少なくとも部分的に画定する第2の部材を形成することと、 第2の形成表面を有し、前記第1のダイと協働してダイキャビティを画定する第2のダイを形成することとを含む、方法。 前記第1の部材と前記第2の部材との間に、ダイ作用方向に平行な方向において前記第1の形成表面からずれる冷却チャネルを形成することをさらに含む、請求項16に記載の方法。 前記冷却チャネルの前記部分は、前記第1の形成表面から一様な間隔だけずれる、請求項17に記載の方法。 第1の形成表面を少なくとも部分的に画定し、シェルを形成する第1の部材、および前記シェルに収容され、前記第1の部材を少なくとも部分的に支持する第2の部材を有する第1のダイと、 第2の形成表面を有し、前記第1のダイと協働してダイキャビティを画定する第2のダイとを含む、加熱形成ダイ。 冷却チャネルが前記第1の部材と前記第2の部材との間に形成され、前記冷却チャネルの一部分は、ダイ作用方向に平行な方向において、前記第1の形成表面からずれる、請求項19に記載の加熱形成ダイ。 前記冷却チャネルの前記一部分は、前記第1の形成表面から一様の間隔だけずれる、請求項20に記載の加熱形成ダイ。 各々が複雑な形状を有するダイ表面を画定するダイ構造を含む上部ダイおよび下部ダイを有するダイを提供することと、 前記上部ダイと前記下部ダイとの間に加熱ブランクを配置することと、 前記上部ダイおよび前記下部ダイを閉鎖して、前記ダイにおいて加工物を形成し、急冷して冷却することと、 前記ダイから前記加工物を除去することと、 上記3つのステップのそれぞれを繰り返して、毎時少なくとも120個の速度でさらなる加工物を製作することとを含む、方法。 前記速度は、毎時少なくとも180個の加工物である、請求項22に記載の方法。 オースチナイトからマルテンサイトへの相転移は、前記加工物の全体に関して前記加工物の急冷中に生じる、請求項22に記載の方法。 前記オースチナイトからマルテンサイトへの相転移は、前記上部ダイと前記下部ダイを閉じた約4秒以内に生じる、請求項24に記載の方法。 前記加熱ブランクは鋼から形成され、前記加工物には前記ダイから除去後に、著しい量のパーライトおよびベイナイトがない、請求項22に記載の方法。
請求項(抜粋):
第1のダイ構造を有する第1のダイを提供することと、 前記第1のダイ構造上に複雑な形状を有する第1のダイ表面を形成することと、 前記第1のダイ構造に、各々が前記第1のダイ表面の前記複雑な形状に全体的に従う輪郭を有する複数の冷却チャネルを形成することと、 第2のダイ表面を有する第2のダイを形成することとを含み、前記第1のダイ表面および前記第2のダイ表面が協働してダイキャビティを形成する、方法。
IPC (3件):
B21D 24/00 ,  B22C 9/06 ,  B21D 22/20
FI (3件):
B21D24/00 M ,  B22C9/06 B ,  B21D22/20 Z
Fターム (1件):
4E093NB05
引用特許:
審査官引用 (5件)
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