特許
J-GLOBAL ID:200903039849290117

高温超電導線材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-069183
公開番号(公開出願番号):特開平7-282659
出願日: 1994年04月07日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 臨界電流密度がより向上した酸化物高温超電導線材を製造する。【構成】 Bi系酸化物超電導体の原料粉末を金属シース内に充填し、これに塑性加工を施してテープ線材を得る。得られたテープ線材に、酸化物超電導体の焼結体が形成されない程度の温度で熱処理を施す。その後、熱処理した線材に、焼結処理を施す。焼結処理の前の熱処理によって、この熱処理を行なわない場合よりも、最終的に得られる超電導線材に高い臨界電流密度をもたらすことができる。
請求項(抜粋):
酸化物超電導体またはその原料からなる粉末を金属シース内に充填する工程と、前記粉末が充填された金属シースに塑性加工を施して線材を得る工程と、酸化物超電導体について焼結体を形成するため、前記線材に熱処理を施す工程とを備える、高温超電導線材の製造方法において、前記塑性加工と前記焼結体を形成するための熱処理との間に、前記焼結体を形成するための温度よりも低い温度で前記線材を熱処理する工程をさらに備え、前記低い温度での熱処理により、焼結体は実質的に形成されない一方、前記低い温度での熱処理によって、この熱処理が施されない場合よりも最終的に得られる高温超電導線材の臨界電流密度が増加されることを特徴とする、高温超電導線材の製造方法。
IPC (4件):
H01B 13/00 565 ,  C01G 1/00 ,  C01G 29/00 ZAA ,  H01B 12/04 ZAA
引用特許:
審査官引用 (8件)
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