特許
J-GLOBAL ID:200903039865364503

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-207139
公開番号(公開出願番号):特開平9-053678
出願日: 1995年08月14日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 オリフィス通路を利用して主液室の内圧制御を行うことにより防振効果を得るようにした流体封入式防振装置において、高周波数域の防振性能の向上を図ること。【解決手段】 第一の取付部材10と第二の取付部材12を弾性的に連結する本体ゴム14によって、仕切部材48を弾性的に支持せしめて流体室46に配設することにより、該流体室46を、何れも壁部の一部が本体ゴム14にて構成された、第一の取付部材10側の第一の圧力室52と第二の取付部材12側の第二の圧力室54に仕切ると共に、それら第一の圧力室52と第二の圧力室54を相互に連通する第一のオリフィス通路56を設ける一方、該第二の圧力室54の壁部の一部を、加振駆動される振動板42にて構成した。
請求項(抜粋):
互いに所定距離を隔てて配された第一の取付部材および第二の取付部材と、それら第一の取付部材と第二の取付部材を連結する本体ゴムと、該本体ゴムによって壁部の一部が構成されて振動入力時に内圧変動が生ぜしめられる、内部に非圧縮性流体が封入された流体室と、前記本体ゴムによって弾性的に支持されて該流体室内に配設されることにより、該流体室を前記第一の取付部材側の第一の圧力室と前記第二の取付部材側の第二の圧力室とに仕切る仕切部材と、前記第二の取付部材により変位可能に支持されて前記第二の圧力室の壁部の一部を構成する振動板と、該振動板を加振することにより、前記第二の圧力室に内圧変動を生ぜしめる加振手段と、前記第一の圧力室と前記第二の圧力室の間に跨がって形成されて、それら両室間での流体流動を許容する、内部を通じて流動せしめられる流体の共振周波数が防振を目的とする第一の振動周波数域に応じてチューニングされた第一のオリフィス通路とを、有することを特徴とする流体封入式防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 13/00 630 C ,  B60K 5/12 H
引用特許:
審査官引用 (9件)
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