特許
J-GLOBAL ID:200903039939984495
重金属含有飛灰の処理方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
丸岡 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-324001
公開番号(公開出願番号):特開2000-140795
出願日: 1998年11月13日
公開日(公表日): 2000年05月23日
要約:
【要約】【課題】 飛灰の湿式処理の排水について厳しい地域排水規制の強化に対応でき、且つ、飛灰中の有用重金属を安定な形で回収できるようにする。【解決手段】 前記飛灰に水と鉱酸を加え、pH≦5として塩類を溶出させ、この溶出液に中和剤を添加してpH8〜12に調整して固液分離する。得られた塩類含有濾液に第1鉄塩を添加してpH≧8として固液分離することにより、残存重金属を鉄塩と共沈させて、清浄な濾過排水を得ることができる。この鉄塩反応は30°C以上の非酸化性雰囲気で特に効果がある。また、飛灰の組成に応じて前記濾過排水にアルミニウム塩を添加してフッ素の除去、あるいは、活性炭等による吸着処理でCODの除去を行う。一方、得られた前記重金属含有殿物はさらに水と鉱酸でリパルプしてpH≦4で鉛産物を得、その濾液を中和して銅、亜鉛等を殿物として回収する。
請求項(抜粋):
亜鉛、銅、鉛の少なくとも一種と塩素とを含む飛灰の処理方法であって、前記飛灰に鉱酸を加えてスラリー化し、pHを5以下に調整して塩類を溶出させる塩類溶出工程と、該塩類溶出工程のスラリーに中和剤を添加してpHを8〜12に調整し、重金属含有殿物と塩類含有濾液とに固液分離する重金属分離工程と、該重金属分離工程で得られた塩類含有濾液に第1鉄塩を添加しpHを8以上に調整して固液分離し、共沈重金属を含む鉄塩殿物と濾過水を得る鉄塩共沈工程とからなることを特徴とする重金属含有飛灰の処理方法。
IPC (4件):
B09B 3/00
, B09B 3/00 ZAB
, C02F 1/28
, C02F 1/58
FI (4件):
B09B 3/00 304 G
, C02F 1/28 B
, C02F 1/58 M
, B09B 3/00 ZAB
Fターム (28件):
4D004AA37
, 4D004AB03
, 4D004AB10
, 4D004CA13
, 4D004CA35
, 4D004CA40
, 4D004CA47
, 4D004CC03
, 4D004CC06
, 4D004CC11
, 4D004CC12
, 4D004CC20
, 4D004DA03
, 4D004DA06
, 4D024AA04
, 4D024AA09
, 4D024AB02
, 4D024BA02
, 4D024BC01
, 4D024DB12
, 4D024DB20
, 4D038AA08
, 4D038AB68
, 4D038AB69
, 4D038AB74
, 4D038AB82
, 4D038BB06
, 4D038BB13
引用特許:
出願人引用 (5件)
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特開昭54-007778
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飛灰の処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-024238
出願人:三菱マテリアル株式会社
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溶融飛灰から重金属を回収する方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-009053
出願人:日本鋼管株式会社
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