特許
J-GLOBAL ID:200903039955143166

切削工具装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-385358
公開番号(公開出願番号):特開2003-181706
出願日: 2001年12月19日
公開日(公表日): 2003年07月02日
要約:
【要約】【課題】 内側に別の軸が嵌合された中空軸に工具ホルダを強固に取り付けることを可能とする切削工具装置を提供する。【解決手段】 中空軸の先端に固定のアダプタ10と工具ホルダ40とを嵌合突部20と嵌合穴250とにおいて嵌合させる。工具ホルダ40の本体42にテーパ内周面278を設ける一方、アダプタ10に鋼球272を保持する保持穴270を設け、クランプ部材256の外周面に鋼球272を半径方向外向きに押し出すカム溝280を設ける。クランプ部材256に一体的にウォームホイール294を形成し、アダプタ10に保持させたウォーム286と噛み合わせる。ウォーム286の回転操作により、ウォームホイール294およびクランプ部材256を回転させれば、鋼球272がカム溝280の底面により押し出されてテーパ内周面278に係合し、工具ホルダ40の後端面48をアダプタ10の前端面16に押し付けてクランプする。
請求項(抜粋):
概して中空軸状を成し、前端部が第一嵌合部とされた第一軸と、その第一軸の内側に同軸にかつ第一軸に対して相対回転と軸方向の相対移動との少なくとも一方が可能な状態で嵌合された第二軸と、前記第一嵌合部の外周側に嵌合される第二嵌合部と、その第二嵌合部の内周面に前向きにかつ前傾して形成されたテーパ面と、切削刃具を保持する刃具保持部とを備えた工具ホルダと、前記第一嵌合部を半径方向に貫通して形成された複数の保持穴と、それら保持穴の各々に半径方向に移動可能に保持され、かつ保持穴の内周側および外周側の両端開口から同時に突出可能な寸法を有する複数のロック部材と、前記第一嵌合部の内周側でかつ前記第二軸の外周側に、第一嵌合部と同軸にかつ相対回転可能に配設され、前記保持穴に対向する外周面に周方向に進むにつれて第一軸の軸線からの距離が漸変する駆動面を複数備え、一方向に回転することにより、各駆動面により前記ロック部材を外周側へ押し出して前記工具ホルダのテーパ面に押し付け、前記一方向とは逆方向に回転することによってロック部材が内周側へ引っ込むことを許容する駆動回転体と、その駆動回転体と前記第一軸との間に設けられ、駆動回転体を前記正,逆両方向に回転させる回転駆動装置と、前記第一嵌合部と前記第二嵌合部との軸方向における嵌合限度を規定する嵌合限度規定手段とを含む切削工具装置。
Fターム (1件):
3C032BB23
引用特許:
審査官引用 (2件)

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