特許
J-GLOBAL ID:200903040026869118
誘導性の真核生物発現システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
山本 秀策
, 安村 高明
, 森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-508560
公開番号(公開出願番号):特表2005-527227
出願日: 2003年05月28日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
真核細胞における、誘導性の遺伝子発現のための組成物および方法。目的のヌクレオチド配列の発現は、転写ブロッキングドメインおよびリガンド結合ドメインからなる調節融合タンパク質によって制御される。リガンド結合ドメインに対する認識リガンドが存在する場合、ヌクレオチド配列の転写はブロックされる。認識リガンドの除去により、目的のヌクレオチド配列は、転写される。本方法は、真核細胞における所望の産物の大量調製に有用である。
請求項(抜粋):
真核細胞において、目的のヌクレオチド配列の発現を誘導する方法であって、該方法は、以下:
(a)真核細胞を提供する工程であって、該真核細胞は、以下:(i)調節融合タンパク質(RPR)をコードするヌクレオチド配列であって、ここで、該融合タンパク質は、以下:(1)該目的のヌクレオチド配列の発現を阻害し得る転写ブロッキングドメインおよび(2)リガンド結合ドメインからなる、ヌクレオチド配列;(ii)該目的のヌクレオチド配列に作動可能に連結し、該融合タンパク質に結合するオペレーターによって制御される、プロモーター;および(iii)該転写ブロッキングドメインに結合し得、隣接するプロモーターからの転写をブロックし得る、オペレーターを含む、工程;
(b)該融合タンパク質のリガンド結合ドメインに結合するリガンドの存在下で、工程(a)の細胞を所望の密度まで増殖させる工程であって、ここで、該目的のヌクレオチド配列の発現が阻害される、工程;ならびに
(c)該細胞の存在下から該リガンドを除去する工程であって、ここで、該目的のヌクレオチド配列の発現が誘導される、工程、
を、包含する、方法。
IPC (3件):
C12N5/10
, A01K67/027
, C12N15/09
FI (3件):
C12N5/00 B
, A01K67/027
, C12N15/00 A
Fターム (15件):
4B024AA20
, 4B024BA63
, 4B024CA04
, 4B024CA07
, 4B024DA02
, 4B024EA04
, 4B024FA02
, 4B024GA11
, 4B024HA09
, 4B065AA90X
, 4B065AA90Y
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065CA24
引用特許: