特許
J-GLOBAL ID:200903040076620315
鉄心の消磁方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-189315
公開番号(公開出願番号):特開2000-021631
出願日: 1998年07月03日
公開日(公表日): 2000年01月21日
要約:
【要約】【課題】 三相静止誘導電気機器の残留磁束の態様にかかわらず、小容量の電力供給電源によって、短時間で確実に消磁可能な鉄心の消磁方法を提供する。【解決手段】 三相静止誘導電気機器のデルタ巻線1の1組の端子間を、短絡線8によって短絡する。短絡相の端子とは異なる端子と短絡線8との間に、自由に印加波形を調整可能な電源2を接続する。印加側に抵抗3を取り付け、スター巻線7の各相の誘起電圧波形を測定する測定器4と、デルタ巻線1側の各部の電流波形を測定する測定器5とを設け、測定器4,5に計算機6を接続する。電源2によって、正負交互の減衰する矩形波電圧を発生させ、デルタ巻線1に印加する。上記の短絡相とは別の相を短絡し、同様の作業を行う。
請求項(抜粋):
三相静止誘導電気機器の鉄心内の残留磁束が、飽和磁束から零の磁束へと移行するように正負交互の減衰する矩形波電圧を印加する鉄心の消磁方法において、デルタ巻線側における1相の2つの端子を短絡線によって短絡して、短絡した端子以外の端子と短絡線との間に前記矩形波電圧を印加した後、デルタ巻線側における他の1相の2つの端子を短絡線によって短絡して、短絡した端子以外の端子と短絡線との間に前記矩形波電圧を印加することを特徴とする鉄心の消磁方法。
引用特許:
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