特許
J-GLOBAL ID:200903040115536289

衛星をベースとするテレコミュニケーションシステムにおけるハンドオーバー制御の方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-160365
公開番号(公開出願番号):特開平10-108267
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 衛星をベースとしたテレコミュニケーションシステムにおいて、ハンドオーバー・プロセスによる中断を最小とする。【解決手段】 移動局14とベース局16とを制御して、2つの交信チャンネルの間で予定されたハンドオーバーを実施する。ベース局16はハンドオーバーが必要となる時を決定したら、予定されたハンドオーバー時刻を含む指令(ノード#4)を発する。この指令は第1のチャンネルを介して移動局へ送られる。移動局はこの指令を受けると第2のチャンネルを介して第2の交信リンクを確立するのに必要な段階を、予定ハンドオーバー時刻前に遂行する。ハンドオーバー予定時刻において(ノード#21)、移動局とベース局とは第2のチャンネルにより第2の交信リンクを確立する。この第2のチャンネルを確立するため移動局は第2のチャンネルの周波数、タイミングオフセットそしてパワーレベルを計算する(ノード#11)。
請求項(抜粋):
第1の通信チャンネルと第2の通信チャンネルとの間で予定通りのハンドオーバーを行うため衛星をベースとするテレコミュニケーション中ベース局と移動局とを制御する装置において、前記の第1の通信チャンネルと第2の通信チャンネルの少なくとも一方により通信リンクを維持するためのMSコントローラーを含み、前記の第1の通信チャンネルと第2の通信チャンネルにより通信する移動局と、前記の第1の通信チャンネルと第2の通信チャンネルの少なくとも一方により通信リンクを維持するためのGSコントローラーを含み、前記の第1の通信チャンネルと第2の通信チャンネルにより通信するベース局とを備え、前記のMSコントローラーとGSコントローラーとは衛星を介して前記の第1の通信チャンネルにより第1の通信リンクを維持し、そしてこの第1の通信リンクにより通信データのフレームを受け、前記のGSコントローラーは前記の第1の通信チャンネルと第2の通信チャンネルとの間でハンドオーバーが必要であることを決定し、前記のGSコントローラーは、ハンドオーバーが起こる将来の予定の時点を表す予定されたハンドオーバー時刻を前記の第1のチャンネルにより送り出し、前記のMSコントローラーとGSコントローラーとは前記の第2のチャンネルにより第2の通信リンクを確立し、前記の予定されたハンドオーバー時刻まで前記のMSコントローラーは前記の第1の通信リンクを介して通信データを送り、その後前記の第2のチャンネルへ切り替え、前記の予定されたハンドオーバー時刻後前記のMSコントローラーとGSコントローラーとは通信データを前記の第2のチャンネル上で前記の第2の通信リンクにより送ることを特徴とした装置。
IPC (5件):
H04Q 7/38 ,  H04B 7/195 ,  H04L 1/02 ,  H04Q 7/22 ,  H04Q 7/28
FI (4件):
H04B 7/26 109 G ,  H04B 7/195 ,  H04L 1/02 ,  H04Q 7/04 K
引用特許:
審査官引用 (3件)

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