特許
J-GLOBAL ID:200903040119650353

乗算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-309093
公開番号(公開出願番号):特開平10-149277
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 特異計算の場合において、簡単な構成で乗算結果の補正を行い、精度の高い乗算結果が得られるようにする。【解決手段】 2次のブースの方法により乗算を行う乗算器6を備えた乗算装置において、特異計算の場合に、特異計算検出器7から出力される検出信号DETB(=0)を用い、以下のようにして乗算結果を補正する。検出信号DETBにより被乗数Xの最下位ビットx0を「1」に修正して乗算器6に入力するとともに、乗算器6内の1段目のブースデコーダ1から出力される操作信号を検出信号DETBによりCX=1、Ccomp=1に修正する(特異計算の場合、C2Xは「0」となる)。これにより、1段目の部分積生成部3では被乗数X(最下位ビットx0は「1」)の補数が部分積として生成され、部分積加算部4ではこれを用いて積P(乗算結果)が算出される。
請求項(抜粋):
ブースの方法により符号付き2進数の乗算を行って積を算出する乗算装置であって、乗数を構成するビット列の一部分である複数ビットの値を入力して被乗数に対する操作を規定する操作信号を出力するブースデコーダと、前記操作信号によって規定される操作を被乗数に対して行うことにより部分積を生成する部分積生成手段と、乗数を構成するビット列の各部分である各複数ビットの値をブースデコーダに入力することによって部分積生成手段から出力される各部分積を累積加算することにより乗算結果を得る部分積加算手段と、該乗算結果として正しい積が得られない特異計算の場合であることを乗数および被乗数に基づいて検出する特異計算検出手段と、特異計算の場合であることが検出されると該乗算結果を補正する補正手段とを備える乗算装置において、前記補正手段は、該乗算結果を補正するために、前記ブースデコーダから出力される操作信号の値を修正するブースデコーダ出力修正手段を有する、ことを特徴とする乗算装置。
IPC (3件):
G06F 7/52 310 ,  G06F 7/52 ,  G06F 7/38
FI (3件):
G06F 7/52 310 F ,  G06F 7/52 310 V ,  G06F 7/38 V
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-287220
  • 乗算器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-258937   出願人:日本電気株式会社
  • 部分積生成回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-346259   出願人:日本電信電話株式会社

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