特許

J-GLOBAL ID：200903040135110075

加工性に優れた鋼管およびその製造方法

発明者： 豊岡 高明 ,  荒谷 昌利 ,  河端 良和 ,  西森 正徳 ,  木村 光男 ,  橋本 裕二
出願人/特許権者： JFEスチール株式会社
代理人 (1件)： 小林 英一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-218541
公開番号（公開出願番号）：特開2003-201543
出願日： 2002年07月26日
公開日（公表日）： 2003年07月18日
要約：

【要約】【課題】 引張強さ:580MPa超えの高強度を有し、加工性に優れた自動車構造部材用高強度鋼管およびその製造方法を提案する。【解決手段】 C:0.05〜0.30%、Si:0.01〜1.0 %、Mn:1.0 〜4.0 %、Al:0.005 〜0.10%、S:0.003 %以下を含有する組成の素材鋼管に、加熱および均熱処理を施したのち、圧延終了温度:400 °C以上 800°C未満、累積縮径率:20%以上の絞り圧延を施して製品管とする。これにより、圧延ままで引張強さが580Mpa超え、降伏比:70%以下を有し、150 〜300 °Cで10〜20min の熱処理を施した後に、降伏応力が大きく上昇し、降伏比が80%以上となる。なお、さらに、Cu、Ni、Cr、Mo、Nb、Ti、Bのうちから選ばれた1種または2種以上および/またはREM 、Caのうちから選ばれた1種または2種を含有してもよい。

請求項（抜粋）：

質量%で、C:0.05〜0.30%、 Si:0.01〜2.0 %、Mn:1.0 〜4.0 %、 Al:0.005 〜0.10%、S:0.003 %以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、引張強さが580Mpa超えで降伏比:70%以下を有し、低温短時間熱処理を施した後の降伏比が80%以上となることを特徴とする加工性に優れる自動車構造部材用高強度鋼管。

IPC (3件)：

C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/58

FI (3件)：

C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/58

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 鋼管およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-133933   出願人：川崎製鉄株式会社
• 高加工性鋼管およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-019557   出願人：川崎製鉄株式会社
• 鋼管の絞り圧延方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-267106   出願人：川崎製鉄株式会社
• ハイドロフォーム用鋼管および鋼管用熱延素材ならびにそれらの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-315351   出願人：川崎製鉄株式会社