特許
J-GLOBAL ID:200903040179772202

バッファ方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-125585
公開番号(公開出願番号):特開平10-320351
出願日: 1997年05月15日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】一つの上位バスから複数の下位バスにデータ転送する場合、少ないバッファ容量で且つ下位バスの動作状態によるバス間干渉を抑えるようにする。【解決手段】上位バス2から転送データを格納する複数エントリの共通バッファ21と、下位バスごとに設けられ共通バッファ21の転送データを収容したエントリ番号を格納するFIFO形式の指示バッファ31〜51と、下位バスへの送出データを格納する1エントリの送出バッファ32〜52と、送出バッファ32〜52からのデータ送出を制御すると共に指示バッファ31〜51を監視し共通バッファ21からの転送要求を行うバス処理部33〜53と、共通バッファ21を管理し上位バス2から転送データを取り込みエントリ番号を指示バッファ31〜51へ送出する共通バッファ制御部22と、バス処理部33〜53の要求を調停し送出バッファ32〜52へデータ転送するバッファ調停部23とを備える。
請求項(抜粋):
性能の異なるバス間に接続されるバスアダプタにより上位バスから複数の下位バスへデータ転送を行うために使用されるバッファ方式であって、前記上位バスに接続され前記各下位バスへの転送データを格納する複数エントリの共通バッファと、前記各下位バスごとに設けられ転送データを格納した前記共通バッファ中のエントリの識別情報を格納する先入れ先出し形式の指示バッファと、前記各下位バスに接続され当該下位バスへ送出する転送データを格納する送出バッファと、前記共通バッファを管理し前記上位バスから転送データを前記共通バッファに格納すると同時に転送先を識別して該当する前記指示バッファに転送データを格納したエントリの識別情報を送出する共通バッファ制御部と、前記各下位バスごとに設けられ前記送出バッファの格納データの当該下位バスへの送出を制御すると共に前記指示バッファを監視し前記送出バッファに空きがあるとき前記指示バッファの指示内容に従って前記共通バッファから前記送出バッファへのデータセット要求を行うバス処理部と、前記各バス処理部からのデータセット要求の調停を行って該当するデータを前記共通バッファから前記送出バッファにセットし前記共通バッファ制御部に対してセット完了を通知するバッファ調停部とを備え、前記共通バッファのエントリ数が前記指示バッファのうちの最大エントリ数以上に設定されていることを特徴とするバッファ方式。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 入出力制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-275949   出願人:茨城日本電気株式会社
  • 即時性優先制御方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-193272   出願人:株式会社東芝
  • ATMスイッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-055979   出願人:日本電信電話株式会社
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