特許
J-GLOBAL ID:200903040280927624

方向性電磁鋼板製造時における焼鈍分離剤用のMgO

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-241608
公開番号(公開出願番号):特開平10-088244
出願日: 1996年09月12日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 大型の電磁鋼板コイルに対して、ロータリキルン焼成のMgOを焼鈍分離剤の主成分として用いた場合でも、優れた被膜特性と磁気特性を有する方向性電磁鋼板を得る。【解決手段】 水酸化マグネシウムのロータリキルン焼成により得られる方向性電磁鋼板の焼鈍分離剤用のMgOであって、(1) 該焼成MgO粉末を2種類以上混合すること、(2) 混合に際し、該焼成MgOの配合割合を、予め設定しておいた所定目標値または/および許容量上限値からの±偏差量に応じて調整し混合すること、(3) 混合後のMgOとして、各目標値は所定の範囲以内に、また許容量上限値は各許容上限値以下に調整すること、を全て満足させる。
請求項(抜粋):
水酸化マグネシウムを、ロータリキルンを用い焼成して得られる方向性電磁鋼板の焼鈍分離剤用のMgOであって、(1) 該焼成MgO粉末を2種類以上混合すること、(2) 混合に際し、下記に示すA種目標値からの±偏差量に応じて該焼成MgOの配合割合を調整し混合すること、あるいは下記に示すA種目標値とB種目標値群とF種許容量上限値から選ばれる1種以上の目標値または/および許容量上限値に加えて、同じく下記に示すC種目標値とD種目標値群とE種許容量上限値群から選ばれる1種以上の目標値または/および許容量上限値について、該焼成MgOの配合割合を上記選定した所定目標値または/および許容量上限値からの±偏差量に応じて調整し混合すること、(3) 混合後のMgOとして、A種目標値については各目標値の±20%以内の値に、B種目標値群については各目標値の±30%以内の値に、C種目標値については目標値の±50%以内の値に、D種目標値群については各目標値の±90%以内に、さらに許容量上限値については各種許容上限値以下に調整すること、をそれぞれ満足することを特徴とする方向性電磁鋼板製造時における焼鈍分離剤用のMgO。記・A種目標値活性度または活性度分布としての酸との所定割合の反応における反応時間目標値・B種目標値群比表面積の目標値平均1次粒子径の目標値Ig.loss の目標値・C種目標値CaO含有量目標値・D種目標値群CO2 含有量目標値SO3 含有量目標値・E種許容量上限値群K,Naの合計含有量許容量上限値Bの含有量許容量上限値・F値許容量上限値F,Clの合計含有量許容量上限値
IPC (3件):
C21D 9/46 501 ,  C21D 1/70 ,  C23C 22/00
FI (3件):
C21D 9/46 501 B ,  C21D 1/70 B ,  C23C 22/00 A
引用特許:
審査官引用 (8件)
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