特許
J-GLOBAL ID:200903040357484437

定在波レーダおよび距離測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-199504
公開番号(公開出願番号):特開2007-017305
出願日: 2005年07月08日
公開日(公表日): 2007年01月25日
要約:
【課題】 ターゲットに相対的な移動があって定在波信号にドップラー信号が重畳されていても、とくに近距離においてもドップラーシフトを除去し、正確な距離を測定することができる定在波レーダおよび距離測定方法を提供する。【解決手段】 周波数制御回路5により同調電圧が印加されて周波数掃引されるVCO1と、そのVCOにより発生する電磁波を発射すると共に、ターゲットMで反射した反射波と進行波とで形成される定在波を受信するアンテナ2と、受信した定在波を検波する検波器3と、信号処理手段4とによりターゲットまでの距離を測定する定在波レーダにおいて、特定の周波数にタイミングを合せて検波信号をサンプルホールドするサンプルホールド手段6が設けられ、その信号によりドップラーシフトを求めて定在波検波信号の周期から相殺することにより、アンテナとターゲット間の距離を求めるように構成されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(a)定められた帯域内で発振周波数を掃引可能な電圧制御発振器と、(b)該電圧制御発振器に同調電圧を印加して周波数を掃引する周波数制御回路と、(c)前記電圧制御発振器が発生する電磁波を発射し、かつ、発射された進行波がターゲットに照射されてその一部が反射する反射波および前記進行波と反射波とが干渉して空間に発生する定在波を受信するアンテナと、(d)前記アンテナにより受信した反射波および定在波を検波する検波器と、(e)該検波器が出力する検波信号を増幅する増幅器と、(f)該増幅器により増幅された検波信号から定在波成分を抽出し、A/D変換し、高速フーリエ変換処理する信号処理手段と、(g)前記アンテナから繰返し発射される周波数掃引された信号のうち、特定の周波数にタイミングを合せて検波信号をサンプルホールドするサンプルホールド手段とを有し、 前記信号処理手段により、前記サンプルホールドした信号から前記ターゲットの前記アンテナに対する相対的な移動により生じるドップラー周波数を求めることにより前記ターゲットの相対移動速度を求め、該ターゲットの相対移動により生じるズレを前記定在波検波信号の周期から相殺し、前記定在波の周期が前記アンテナとターゲット間の距離に逆比例関係にあることを利用して前記アンテナとターゲット間の距離を求めることを特徴とする定在波レーダ。
IPC (1件):
G01S 13/36
FI (1件):
G01S13/36
Fターム (9件):
5J070AB17 ,  5J070AB18 ,  5J070AB19 ,  5J070AC02 ,  5J070AH31 ,  5J070AH35 ,  5J070AH37 ,  5J070AK04 ,  5J070BA01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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