特許
J-GLOBAL ID:200903040368636093

液封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-293545
公開番号(公開出願番号):特開2001-280404
出願日: 2000年09月27日
公開日(公表日): 2001年10月10日
要約:
【要約】【課題】 少ない構成部品で、複雑な車両搭載形態や寸法に容易に対応でき、しかも組立てが容易で、かつ必要な強度も確保できる、耐久性や信頼性の高い液封入式防振装置を提供する。【解決手段】 下側取付金具1の保持筒11と上側取付金具2との間にゴム製の防振基体3を介在させ、その下部側外周部に環状部材30を固着し、中間筒4の下端部にダイヤフラム5を、内周に仕切部材6を設け、中間筒の上部を環状部材の筒状下部32に嵌着して、中間筒の上端側外縁部を環状部材のフランジ状上部31にかしめ固定し、仕切部材6と防振基体3およびダイヤフラム5との間をそれぞれ液室7a,7bとし、両液室7a,7bをオリフィス8により連通せしめ、中間筒4を保持筒11に圧入する。上側取付金具2の上方にこれを跨ぐストッパ部材9を配し、保持筒11の上端縁にかしめ固定する。
請求項(抜粋):
上下に開口する保持筒を有する下側取付金具の前記保持筒と、装置軸心に対し直交方向の軸心を持つ厚肉円筒状の上側取付金具との間に、ゴム弾性体よりなる防振基体を介在させ、前記保持筒の内部において、防振基体と対向するゴム膜よりなるダイヤフラムと、前記防振基体とダイヤフラムの間を2室に仕切る仕切部材とを配して、オリフィスにより連通する2つの液室を設けてなる液封入式防振装置であって、前記防振基体の下部外周部に、上部がフランジ状、下部が筒状をなす環状部材が固着され、またこの環状部材に結合される中間筒を備え、この中間筒の下端部に前記ダイヤフラムが付設されるとともに、内周に仕切部材が嵌着され、前記中間筒の上部が前記環状部材の筒状下部に嵌着されて、中間筒の上端外縁部が前記環状部材のフランジ状上部に対してかしめ固定され、前記仕切部材と前記防振基体およびダイヤフラムとの間がそれぞれ液室として形成されるとともに、両液室が仕切部材に有するオリフィスにより連通せしめられており、さらにこの中間筒が前記保持筒に圧入されてなることを特徴とする液封入式防振装置。
IPC (3件):
F16F 13/18 ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/08
FI (3件):
B60K 5/12 J ,  F16F 13/00 620 R ,  F16F 13/00 620 F
Fターム (7件):
3D035CA06 ,  3J047AA03 ,  3J047CA10 ,  3J047CB03 ,  3J047CD08 ,  3J047FA02 ,  3J047GA01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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