特許
J-GLOBAL ID:200903040417915769

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-177362
公開番号(公開出願番号):特開平9-026023
出願日: 1995年07月13日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【目的】 クラッチツウクラッチの多重変速に起因するエンジンの吹き上がりや変速ショックの発生が抑制される車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。【構成】 多重変速判定手段164によって2→3変速途中の3→2変速判断(多重変速判断)が行われたときには、変速制御変更手段166によって、アキュムレータ100内に作動油が充満している場合には第1クラッチツウクラッチ変速制御手段160による通常の3→2変速制御が実行させられるが、上記アキュムレータ100内に作動油が充満していない場合には第2クラッチツウクラッチ変速制御手段162による多重変速用の3→2変速制御が実行させられることにより、上記充満している場合に対して3→2変速の制御内容が変更されるので、アキュムレータ100内の作動油の充満状態に拘わらず、2→3変速途中の3→2変速(クラッチツウクラッチの多重変速)に起因するエンジン10の吹き上がりや変速ショックの発生が好適に抑制される。
請求項(抜粋):
第1の油圧式摩擦係合装置と、アキュムレータが接続された第2の油圧式摩擦係合装置とを備え、該第1の油圧式摩擦係合装置を解放し且つ該第2の油圧式摩擦係合装置を係合することにより所定の変速方向のクラッチツウクラッチ変速を実行させ、該第2の油圧式摩擦係合装置を解放し且つ該第1の油圧式摩擦係合装置を係合することにより前記所定の変速方向とは反対向きのクラッチツウクラッチ変速を実行させる形式の車両用自動変速機の変速制御装置であって、前記所定方向のクラッチツウクラッチ変速途中において前記反対向きのクラッチツウクラッチ変速の変速判断が行われたことを判定する多重変速判定手段と、該多重変速判定手段により前記所定方向のクラッチツウクラッチ変速途中において前記反対向きのクラッチツウクラッチ変速の変速判断が行われたとき、前記アキュムレータ内に作動油が充満していない場合における該反対向きのクラッチツウクラッチ変速制御を、前記アキュムレータ内に作動油が充満している場合の該反対向きのクラッチツウクラッチ変速制御に対して変更する変速制御変更手段とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/06 ,  F16H 61/08
FI (2件):
F16H 61/06 ,  F16H 61/08
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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