特許
J-GLOBAL ID:200903040543027879

セメント混和剤およびそれを用いたセメント組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-211972
公開番号(公開出願番号):特開平11-060305
出願日: 1997年08月06日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 高い減水率及びスランプ保持性に優れたセメント混和剤並びに該セメント混和剤を配合したセメント組成物を提供する。【解決手段】 下記の(ア)成分と(イ)成分を必須とするセメント混和剤、及び該セメント混和剤、セメント及び水を少なくとも含有してなるスランプ保持性に優れたセメント組成物。(ア)成分:(1)短鎖ポリアルキレングリコール(メタ)アクリレート(a)、長鎖ポリアルキレングリコール(メタ)アクリレート(b)、カルボン酸系単量体(c)及びこれらの単量体と共重合し得る単量体(d)との共重合体又はその塩、(2)前記(a)、(c)及び(d)の共重合体又はその塩と、前記(b)、(c)及び(d)の共重合体又はその塩との混合物、又は(3)前記(a)、(c)及び(d)の共重合体又はその塩と公知のセメント分散剤との混合物。(イ)成分:不飽和カルボン酸類の中から選ばれる1種以上の単量体(e)の重合体又はその塩、又は前記(e)及び(d)の共重合体又はその塩。
請求項(抜粋):
下記の(ア)成分と(イ)成分を必須とするセメント混和剤。(ア)成分:一般式(1)【化1】(ただし、式中、R1は水素原子又はメチル基、R2Oは炭素数2〜3のオキシアルキレン基の1種又は2種以上の混合物を表わし、2種以上の場合はブロック状に付加していてもランダム状に付加していても良く、R3は水素原子又は炭素原子数1〜22のアルキル基であり、またmはオキシアルキレン基の平均付加モル数であり、1〜97の整数を表わす。)で示される第1のポリアルキレングリコール(メタ)アクリレート(a)5〜90重量%、一般式(2)【化2】(ただし、式中、R4は水素原子又はメチル基、R5Oは炭素数2〜3のオキシアルキレン基の1種又は2種以上の混合物を表わし、2種以上の場合はブロック状に付加していてもランダム状に付加していても良く、R6は水素原子又は炭素原子数1〜22のアルキル基であり、又nはオキシアルキレン基の平均付加モル数であり、4〜100の整数を表わし、n≠mかつn-m≧3である。)で示される第2のポリアルキレングリコール(メタ)アクリレート(b)5〜90重量%、一般式(3)【化3】(ただし、式中、R7は水素原子又はメチル基、M1は水素原子、一価金属原子、二価金属原子、アンモニウム基又は有機アミン基を表わす。)で示されるカルボン酸系単量体(c)5〜90重量%、及び、これらの単量体と共重合可能なその他の単量体(d)0〜50重量%(ただし、(a)、(b)、(c)及び(d)の合計は100重量%である。)の比率で導かれた第1の共重合体(A)及び/又は該共重合体(A)をさらにアルカリ性物質で中和して得られた第1の共重合体塩(B)。(イ)成分:下記の一般式(4)で表わされる化合物群の中から選ばれる1種以上の単量体(e)から導かれる重合体(C1)及び/又は該重合体をさらにアルカリ性物質で中和して得られた重合体塩(D1)。一般式(4)【化4】(ただし、式中R8、R9、R10は水素原子、メチル基又は(CH2)pCOOX基を表わし、Xは水素、一価金属、二価金属、アンモニウム基又は有機アミン基を表わし、pは0〜2の整数を表わす。)
IPC (7件):
C04B 24/26 ,  C04B 28/02 ,  C08F290/06 ,  C08L 33/02 ,  C08L 33/14 ,  C08L 55/00 ,  C04B103:32
FI (8件):
C04B 24/26 F ,  C04B 24/26 E ,  C04B 24/26 H ,  C04B 28/02 ,  C08F290/06 ,  C08L 33/02 ,  C08L 33/14 ,  C08L 55/00
引用特許:
審査官引用 (12件)
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