特許

J-GLOBAL ID：200903040581808566

光ファイバセンサシステム

発明者： 両澤 淳 ,  鄭 昌鎬
出願人/特許権者： サンテック株式会社
代理人 (1件)： 岡本 宜喜
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2006-347089
公開番号（公開出願番号）：特開2008-157759
出願日： 2006年12月25日
公開日（公表日）： 2008年07月10日
要約：

【課題】多点の検出位置での振動を高い周波数帯域まで光ファイバを用いて検出できるようにすること。【解決手段】波長可変レーザ11の光を光カップラ13,15,18等を用いて分岐し、複数のセンサ部S1,S2,Snに与える。各センサ部では振動に応じて反射位置を変化させる反射板23,26,29を設ける。複数のセンサ部ではセンサ部毎にエタロンの干渉特性をあらかじめ変化させておく。波長可変レーザのレーザ光を一定の波長範囲で走査し、センサ部に与えることによってエタロンの特性に応じた干渉信号が重畳して得られる。これを光電変換しフーリエ変換すると共に、周波数をセンサ部のエタロンの特性に応じて分離することによって、多点のセンサ部での信号を検出する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

一定の波長範囲で周期的に波長が変化するシングルモードの光を発生する波長可変レーザと、 前記波長可変レーザからの光を第1,第2の分岐光に分岐する光分岐部と、 前記光分岐部で分岐された第1の分岐光を光ファイバを介して縦続接続された複数の光サーキュレータによって分岐し、その反射光を合成する光サーキュレータ部と、 前記光分岐部の第2の分岐光に対して更に分岐する光サーキュレータ、及び光サーキュレータから得られる光を反射する参照ミラーを有し、参照光を生成する参照ミラー部と、 前記光サーキュレータ部で分離された分岐光が夫々与えられ、互いに異なる反射基準位置を設定し、外部から加わる振動によって夫々の反射位置が変化する反射光を生成して光サーキュレータ部に戻す複数のセンサ部と、 前記光サーキュレータ部からの重畳された反射光信号と前記参照ミラー部で生成された参照光とを干渉させる光干渉部と、 前記光干渉部から得られる互いに位相の反転した2つの干渉波の差分を光電変換する受光部と、 前記受光部に得られる受光信号をフーリエ変換により周波数領域の信号に変換するフーリエ変換部と、 前記フーリエ変換された信号を周波数領域で分離して前記各センサ部からの信号に相当する前記フーリエ変換信号を抽出する周波数分離部と、 前記周波数分離部で分離された各センサ部からの信号を時間領域の信号に逆変換するフーリエ逆変換部と、を有する光ファイバセンサシステム。

IPC (5件)：

G01H 9/00 ,  G01B 9/02 ,  G01D 5/26 ,  G01B 11/00 ,  G02B 6/42

FI (5件)：

G01H9/00 C ,  G01B9/02 ,  G01D5/26 F ,  G01B11/00 G ,  G02B6/42

Fターム (59件)：

2F064AA00 ,  2F064AA01 ,  2F064EE01 ,  2F064EE05 ,  2F064EE06 ,  2F064FF01 ,  2F064FF08 ,  2F064GG02 ,  2F064GG12 ,  2F064GG22 ,  2F064GG24 ,  2F064GG44 ,  2F064HH01 ,  2F064HH05 ,  2F064JJ04 ,  2F064JJ15 ,  2F065AA02 ,  2F065AA20 ,  2F065FF51 ,  2F065FF52 ,  2F065FF55 ,  2F065GG04 ,  2F065GG25 ,  2F065LL00 ,  2F065LL02 ,  2F065LL04 ,  2F065LL12 ,  2F065QQ13 ,  2F065UU07 ,  2F103BA37 ,  2F103CA08 ,  2F103EB02 ,  2F103EB19 ,  2F103EC03 ,  2F103EC08 ,  2F103EC10 ,  2F103EC11 ,  2F103EC12 ,  2F103ED02 ,  2G064AB01 ,  2G064AB02 ,  2G064BA02 ,  2G064BC06 ,  2G064BC12 ,  2G064BC15 ,  2G064BC32 ,  2G064CC43 ,  2H137AA14 ,  2H137AB05 ,  2H137AB06 ,  2H137BA01 ,  2H137BA44 ,  2H137BA48 ,  2H137BB01 ,  2H137BB12 ,  2H137BC01 ,  2H137BC31 ,  2H137BC32 ,  2H137BC53

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 加速及び振動測定方法及び装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-105560   出願人：ドイッチェフォルシュングスアンシュタルトフュールルフト-ウントラウムファールトエーファウ
• 加振態様識別方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-296354   出願人：岩崎通信機株式会社
• 微小振動検出装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-203640   出願人：三菱電機株式会社
• 振動ピックアップの校正装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-179576   出願人：株式会社アカシ