特許
J-GLOBAL ID:200903040604984529
木造建築物における接合緊締構造とその金具,柱脚構造とその金具,および柱・梁接合構造とその金具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
原田 信市
, 原田 敬志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-042748
公開番号(公開出願番号):特開2007-218042
出願日: 2006年02月20日
公開日(公表日): 2007年08月30日
要約:
【課題】 木質柱が揺振力でひび割れや座屈を起こすのを阻止し,かつ経年変化で縮径または拡径したときにも対応できる木造建築物における接合緊締用金具。【解決手段】 起立板10に柱用芯板1を挟んで平行に対向する柱用押当板dを備え,鋼材製の楔受け片e,e′が,柱用芯板1の切込み空処14と14′に臨み,木材製の楔片f,f′が,上記起立板10および柱用押当板dの窓孔15,15′を通じ,かつ,該楔片f,f′の傾斜面をなす上面17,17′を上記楔受け片e,e′の傾斜下面16,16′に沿わせながら,上記切込み空処14,14′に打設挿入することができ,上記柱用芯板1のボルト孔19,19′に貫通する貫通ボルトc,cとそのナットc′,c′を備えてなる木造建築物における柱脚構造用金具。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ア. 内部を補強用の仕切り板(6)により仕切った鋼材製で角形短筒体をなす柱支持台(a)に,その天板(2)の上面中央に上記仕切り板(6)と対応一致させて起立した柱用芯板(1)と,その柱用芯板(1)の一側端面に当接しかつ天板(2)の一側辺縁部に起立した起立板(10)とからなる柱受枠(b)を一体に設け,
イ. 上記天板(2)の他側辺縁部において上記柱用芯板(1)の他側端面にボルトとナットによって脱着自在に取り付けられ,上記起立板(10)に柱用芯板(1)を挟んで平行に対向し,これら起立板(10)および柱用芯板(1)とで平面工の字形をなす柱用押当板(d)を備え,
ウ. 上記柱用芯板(1)は,上記起立板(10)側および柱用押当板(d)側の両端縁に切込み空処(14,14′)を設け,その切込み空処(14,14′)を,上記起立板(10)および柱用押当板(d)の窓孔(15,15′)と連通する関係にし,
エ. 鋼材製の楔受け片(e)が,上記切込み空処(14)と窓孔(15)の内側に溶接等により取り付けられ,それの傾斜下面(16)を切込み空処(14)の内奥に向かって下降する状態をなし,
オ. 鋼材製の楔受け片(e′)が,上記柱用押当板(d)の窓孔(15′)に溶接等により取り付けられ,それの傾斜下面(16′)を上記切込み空処(14′)の内奥に向かって下降する状態にでき,
カ. 木材製の楔片(f,f′)が,上記起立板(10)および柱用押当板(d)の窓孔(15,15′)を通じ,かつ,該楔片(f,f′)の傾斜面をなす上面(17,17′)を上記楔受け片(e,e′)の傾斜下面(16,16′)に沿わせながら,上記切込み空処(14,14′)と拡幅部(23,23′)に打設挿入することができ,
キ. 上記柱用芯板(1)のボルト孔(19,19′)に貫通する貫通ボルト(c,c)とそのナット(c′,c′)を備えてなることを特徴とする柱脚構造用金具。
IPC (2件):
FI (4件):
E04B1/26 F
, E04B1/26 G
, E04B1/58 507L
, E04B1/58 508L
Fターム (23件):
2E125AA03
, 2E125AA04
, 2E125AA13
, 2E125AA14
, 2E125AA18
, 2E125AB12
, 2E125AC23
, 2E125AG03
, 2E125AG12
, 2E125AG23
, 2E125BB01
, 2E125BB09
, 2E125BB12
, 2E125BB16
, 2E125BB22
, 2E125BB36
, 2E125BD01
, 2E125BE08
, 2E125BF03
, 2E125CA05
, 2E125CA32
, 2E125CA44
, 2E125EA14
引用特許:
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