特許
J-GLOBAL ID:200903040626040141

発光材料およびそれを用いた発光素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 久保山 隆 ,  中山 亨 ,  榎本 雅之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-264236
公開番号(公開出願番号):特開2005-126686
出願日: 2004年09月10日
公開日(公表日): 2005年05月19日
要約:
【課題】共役系高分子と三重項発光化合物とを含む発光材料であって、それを発光素子の発光層に用いたとき、発光効率に優れた発光素子を与えうる発光材料を提供する。【解決手段】主鎖に芳香環を含む共役系高分子(A)と、三重項発光化合物(B)とを含み、高分子(A)の真空準位と基底状態のLUMO準位のエネルギー差が、1.3eV以上であり、(条件1)および/または(条件2)を満たす発光材料。(条件1)高分子(A)の基底状態エネルギー(ESA0)、高分子(A)の最低励起三重項状態エネルギー(ETA)、化合物(B)の基底状態エネルギー(ESB0)および、化合物(B)の最低励起三重項状態エネルギー(ETB)が、ETA-ESA0>ETB-ESB0 (Eq1)を満たす。(条件2)高分子(A)のPL強度(PLA)と、化合物(B)のPL強度(PLB)との比、PLA/PLBが、0.8以下。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
主鎖に芳香環を含む共役系高分子化合物(A)と、三重項励起状態からの発光を示す化合物(B)とを含む発光材料であって、高分子化合物(A)の、計算化学的手法で算出した、真空準位と基底状態の最低非占有軌道(LUMO)準位のエネルギー差が、1.3eV以上または、実験的に計測された、真空準位と基底状態の最低非占有軌道(LUMO)のエネルギー差が、2.2eV以上であり、かつ、以下に記載の(条件1)または(条件2)のいずれか、あるいは両方を満たすことを特徴とする発光材料。 (条件1)高分子化合物(A)の基底状態のエネルギー(ESA0)、高分子化合物(A)の最低励起三重項状態のエネルギー(ETA)、化合物(B)の基底状態のエネルギー(ESB0)および、化合物(B)の最低励起三重項状態のエネルギー(ETB)が、 ETA-ESA0>ETB-ESB0 (Eq1) の関係を満たす。 (条件2)高分子化合物(A)のフォトルミネッセンス強度(PLA)と、三重項励起状態からの発光を示す化合物(B)のフォトルミネッセンス強度(PLB)との比、PLA/PLBが、0.8以下である。
IPC (3件):
C09K11/06 ,  C09D11/00 ,  H05B33/14
FI (4件):
C09K11/06 ,  C09K11/06 660 ,  C09D11/00 ,  H05B33/14 B
Fターム (13件):
3K007AB03 ,  3K007DB03 ,  3K007FA01 ,  4J039AC02 ,  4J039BC03 ,  4J039BC31 ,  4J039BC50 ,  4J039BC55 ,  4J039BC64 ,  4J039BC68 ,  4J039BC69 ,  4J039BE33 ,  4J039EA27
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る