エンジンの動弁装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：進藤純一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-298955
公開番号（公開出願番号）：特開2003-106122
出願日： 2001年09月28日
公開日（公表日）： 2003年04月09日
要約：

【要約】【課題】分割タペットで油圧作動式のリフト可変機構を備えたエンジンの動弁装置において、シリンダヘッド側の偏摩耗を防止しつつ、タペット外周とタペットガイドホール間からのオイル漏れによる油圧低下を低減する。【解決手段】タペットガイドホール25内を摺動する円筒状のタペットを、センタタペット51とサイドタペット52とで構成して、油圧作動式のロック手段による結合・離脱によりリフト可変とする。そして、サイドタペット52とタペットガイドホール25の内周面との間隔c1は、サイドタペット52がタペットガイドホール25の内周面に対しカム軸方向に略当接するよう可及的に小さくし、センタタペット51とサイドタペット52との間隙c2は、タペットガイドホール25の内側でサイドタペット52とセンタタペット51の加工誤差が許容されるよう所定の大きさにする。

請求項（抜粋）：

カムに当接してシリンダヘッド側部材のタペットガイドホールを弁開閉方向に摺動し弁をリフトさせる円筒状のタペットを設け、前記タペットは、カム軸方向中央にカム側からタペット軸方向にみてカム摺接方向に長い略矩形のセンタタペットを配置し、そのカム軸方向両側方にサイドタペットを配置して、全体を略円形に形成した分割構造とし、センタタペットとサイドタペットとがタペット摺動方向に相対移動可能で、且つ、シリンダヘッド側部材に設けた作動油供給通路からの油圧により駆動するロック手段によって相互に結合及び離脱可能とし、前記カムは、カムプロフィールの異なる2種類のカムとして、一方のカムに前記センタタペットが、他方のカムに前記サイドタペットが各々当接するよう配置し、前記ロック手段による前記センタタペットとサイドタペットとの結合・離脱により前記弁の駆動特性を変更可能としたエンジンの動弁装置において、前記サイドタペットを前記タペットガイドホール内周面に対しカム軸方向に略当接させるとともに、前記センタタペットとサイドタペットとの間に所定の間隙を設け、該間隙により前記タペットガイドホールの内側でサイドタペットとセンタタペットの加工誤差を許容する構成としたことを特徴とするエンジンの動弁装置。

IPC (2件)：

F01L 13/00 301 , F01L 1/14

FI (2件)：

F01L 13/00 301 D , F01L 1/14 G

Fターム (40件)：

3G016AA02 , 3G016AA06 , 3G016AA19 , 3G016BB01 , 3G016BB02 , 3G016BB04 , 3G016BB31 , 3G016BB37 , 3G016BB40 , 3G016CA11 , 3G016CA43 , 3G016DA01 , 3G016DA06 , 3G016DA22 , 3G016FA36 , 3G016FA38 , 3G016GA02 , 3G016GA04 , 3G018AB02 , 3G018AB07 , 3G018AB12 , 3G018AB17 , 3G018BA21 , 3G018BA22 , 3G018CA18 , 3G018CA19 , 3G018DA17 , 3G018DA70 , 3G018DA83 , 3G018DA85 , 3G018DA86 , 3G018EA03 , 3G018EA04 , 3G018EA31 , 3G018FA02 , 3G018FA03 , 3G018FA06 , 3G018GA17 , 3G018GA18 , 3G018GA27

引用特許：

出願人引用 (3件)

可変動弁装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-332670 出願人：井上和雄
内燃機関の可変動弁装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-298797 出願人：トヨタ自動車株式会社, アイシン精機株式会社
内燃機関の動弁装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平10-220259 出願人：トヨタ自動車株式会社

審査官引用 (3件)

可変動弁装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-332670 出願人：井上和雄
内燃機関の可変動弁装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-298797 出願人：トヨタ自動車株式会社, アイシン精機株式会社
内燃機関の動弁装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平10-220259 出願人：トヨタ自動車株式会社

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