特許
J-GLOBAL ID:200903040726189088

円盤状被回転体のセンタリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-273006
公開番号(公開出願番号):特開2000-100001
出願日: 1998年09月28日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】【課題】 ターンテーブルの回転中心に対してセンタリング装置の固定テーブルの設置位置がずれていても、ターンテーブルの回転中心とターンテーブル上に載置された円盤状被回転体の中心とのセンタリングを正確に行えるようにする。【解決手段】 センタリング時には、一端を固定テーブル3に回動自在に取り付けた第1リンク9a,9b,9cの他端に設けた第1案内輪11a,11b,11cがターンテーブル1の外周部に当接し、ついで、この第1案内輪11a,11b,11cの回転中心上に位置する第2支点10a,10b,10cを中心として回動する第2リンク13a,13b,13cの他端に取り付けられた第2案内輪14a,14b,14cがターンテーブル1の回転中心方向へ同一量動き、第2案内輪14a,14b,14cが円盤状被回転体2の外周部を押圧してこの円盤状被回転体2を位置決めし、センタリングが終了する。
請求項(抜粋):
円盤状被回転体を載置して回転中心の周りに回転駆動される円柱状のターンテーブルの周囲にこのターンテーブルの回転中心と略同心状に配置されて装置基台に固定された固定テーブルと、前記固定テーブルの周囲に配置され、この固定テーブルと同一中心にて回動自在な回動テーブルと、前記固定テーブルに設けられ、前記ターンテーブルの回転中心に対して略等角度間隔で配置された少なくとも3個以上の第1支点と、一端が前記第1支点により回動自在に保持され、前記ターンテーブルの外周部に沿う向きに配置された円弧状の第1リンクと、前記第1リンクの他端に回転自在に取り付けられ、この第1リンクが前記第1支点の周りに回動することにより前記ターンテーブルの外周部に接離する第1案内輪と、前記第1案内輪が前記ターンテーブルの外周部から離反する方向へ前記第1リンクを回動させる向きにこの第1リンクを付勢する付勢体と、一端が前記第1案内輪の回転中心上に位置する第2支点により前記第1リンクの他端に回動自在に連結された第2リンクと、前記第2リンクの他端に回転自在に取り付けられ、この第2リンクが前記第2支点の周りに前記ターンテーブルの回転中心方向へ回動したときに前記円盤状被回転体の外周部に当接してこの円盤状被回転体を前記ターンテーブルの回転中心方向へ押圧する第2案内輪と、前記第2リンクにこの第2リンクの一端側から他端側へ延出して形成されたガイド溝と、前記回動テーブルに取り付けられ、この回動テーブルを所定方向へ回動させたときに前記第1リンクの円弧状外周部を前記ターンテーブルの回転中心方向へ押圧する第3案内輪と、前記回動テーブルに設けられて前記ガイド溝に嵌合され、この回動テーブルを所定方向へ回動させたときにこのガイド溝内を移動することにより前記第2案内輪が前記円盤状被回転体の外周部を押圧する位置へ前記第2リンクを前記第2支点の周りに回動させる第3支点と、を有し、前記回動テーブルを所定方向へ回動させたときに、前記第1案内輪が前記ターンテーブルの外周部に当接し、ついで、全ての前記第2案内輪が前記ターンテーブルの回転中心方向へ同一量動いて前記円盤状被回転体の外周部を押圧し、この円盤状被回転体を位置決めする円盤状被回転体のセンタリング装置。
Fターム (2件):
5D121BB38 ,  5D121JJ01
引用特許:
出願人引用 (6件)
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