特許
J-GLOBAL ID:200903040732995975

光散乱体の光学測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-160860
公開番号(公開出願番号):特開平9-318529
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバ導光路を用いた光散乱体の光学測定装置で受光量を多くし、かつ測定精度を高める。【解決手段】 ハロゲンランプ22からの光は干渉フィルタ24で特定波長の光となり、集光レンズ26で投光用光ファイバ群14aの各光ファイバに導入される。一端が測定対象物20に密着させられる光ファイバ導光路10の他端側は、投光用光ファイバ群14a、第1、第2の受光用光ファイバ群16a,18aの3つの光ファイバ群に分岐しており、各光ファイバ群14a,16a,18aは各単位バンドルの光ファイバをそれぞれ束ねたものである。各単位バンドルは、中心に配置された投光用光ファイバ、その投光用光ファイバの周囲でその光ファイバを中心とする第1の円のほぼ円周上に配置された第1の受光用光ファイバ群、及び投光用光ファイバを中心とする同心円で、第1の円よりも半径の大きい第2の円のほぼ円周上に配置された第2の受光用光ファイバ群を含んでいる。
請求項(抜粋):
赤外から近赤外の領域の光を発生する光源部と、赤外から近赤外の領域に感度をもつ光検出器を備えた光検出部と、前記光源部からの光を光散乱性の測定対象物表面に導いて照射し、その測定対象物表面の他の位置から発生した散乱反射光を受光し、前記光検出部に導く光ファイバ導光路と、前記光検出部の検出信号から前記測定対象物内の物性値を求める信号処理装置とを備えた光学測定装置において、前記光ファイバ導光路は、一端面において中心に配置された投光用光ファイバ、その投光用光ファイバの周囲でその光ファイバを中心とする第1の円のほぼ円周上に配置された第1の受光用光ファイバ群、及び投光用光ファイバを中心とする同心円で、第1の円よりも半径の大きい第2の円のほぼ円周上に配置された第2の受光用光ファイバ群を含んで単位バンドルとしたものが、それらの端面が同一平面内にくるように複数個束ねられ、他端面側において各単位バンドルの投光用光ファイバが1つに束ねられて前記光源部に導かれ、各単位バンドルの第1の受光用光ファイバ群と第2の受光用光ファイバ群はそれぞれで束ねられて前記光検出部に導かれているものであり、前記光検出部は、第1の受光用光ファイバ群と第2の受光用光ファイバ群により導かれたそれぞれの光を別々の信号として受光するものであることを特徴とする光散乱体の光学測定装置。
IPC (3件):
G01N 21/47 ,  A61B 10/00 ,  G01N 21/35
FI (3件):
G01N 21/47 Z ,  A61B 10/00 E ,  G01N 21/35 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
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