特許
J-GLOBAL ID:200903040919217658
EGRクーラの冷却水回路
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
木下 實三
, 中山 寛二
, 石崎 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-286372
公開番号(公開出願番号):特開2007-092718
出願日: 2005年09月30日
公開日(公表日): 2007年04月12日
要約:
【課題】安価で簡素な構成にてEGRクーラでの凝縮水の発生を確実に防止できるEGRクーラの冷却水回路を提供すること。【解決手段】冷却水回路20では、エンジン冷却水が所定温度以下の場合、サーモスタット30の主流入室32側を遮断することにより、EGRクーラ13に流入するエンジン冷却水を、感温室側分岐流路28Dを通る僅かな流量として、EGRクーラ13でのEGRガスで容易に加熱できるようにした。このため、エンジン冷却水の温度が短時間で上昇し、EGRガスから凝縮水が生成されにくくなる。また、エンジン冷却水の温度が所定温度を超えると、サーモスタット30での主流入室32側を連通させるので、多量のエンジン冷却水がEGRクーラ13に流入するようになり、EGRガスを効果的に冷却できる。しかも、このような構成の冷却水回路20では、従来のような高価な温度センサや冷却水調整弁を用いないから、構成が簡素で安価である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
エンジンの排気側と吸気側とを連通させて排気ガスの一部を再循環させるEGR通路と、このEGR通路に設けられたEGRクーラとを備えたEGR装置における前記EGRクーラの冷却水回路において、
前記EGRクーラの出口側冷却水流路を開閉するサーモスタットと、
前記出口側冷却水流路での前記EGRクーラの冷却水室と前記サーモスタットとの間から分岐して前記サーモスタットの感温室に常時冷却水を流す感温室側分岐流路とを備え、 前記サーモスタットには、前記感温室に流入する冷却水が所定温度以下の場合に前記出口側冷却水流路を遮断し、かつ所定温度を越えた場合に前記出口側冷却水流路を連通させる弁部材が設けられている
ことを特徴とするEGRクーラの冷却水回路。
IPC (2件):
FI (2件):
F02M25/07 580E
, F01P7/16 502A
Fターム (2件):
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
EGRクーラ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-157165
出願人:日産ディーゼル工業株式会社
審査官引用 (2件)
前のページに戻る