特許
J-GLOBAL ID:200903040952969622

磁気抵抗効果型ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 皿田 秀夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-073176
公開番号(公開出願番号):特開平11-259825
出願日: 1998年03月06日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ブロッキング温度Tbまで加熱せずに、低い温度条件で、短時間に軟磁性層と強磁性層との磁化が直交化されて磁気特性の劣化が少なく、ヘッド特性が安定し出力が大きな磁気抵抗効果型ヘッドを提供する。【解決手段】導体膜100は、磁気抵抗効果膜1と導通しており、磁気抵抗効果膜は、非磁性金属層と、非磁性金属層の一方の面に形成された強磁性層と、非磁性金属層の他方の面に形成された軟磁性層と、強磁性層の磁化の向きをピン止めするために強磁性層の非磁性金属層と接する面と反対側の面に形成された反強磁性層とを有するスピンバルブ型の多層膜であり、強磁性層は、反強磁性層により磁化の向きをピン止めされており、当該ピン止めされた強磁性層の磁化方向は、軟磁性層の外部磁場ゼロでの磁化方向に対して実質的に直交化するように、パルス磁場強度Iが5kOe〜40kOeのパルス磁場を磁気抵抗効果膜に間欠的に付与するパルス磁場処理により、強制的に方向付けされている。
請求項(抜粋):
磁気抵抗効果膜と、導体膜と、ギャップ部とを含む磁気抵抗効果型ヘッドであって、前記導体膜は、前記磁気抵抗効果膜と導通しており、前記磁気抵抗効果膜は、非磁性金属層と、非磁性金属層の一方の面に形成された強磁性層と、非磁性金属層の他方の面に形成された軟磁性層と、前記強磁性層の磁化の向きをピン止めするために強磁性層の非磁性金属層と接する面と反対側の面に形成された反強磁性層とを有するスピンバルブ型の多層膜であり、前記強磁性層は、反強磁性層により磁化の向きをピン止めされており、当該ピン止めされた強磁性層の磁化方向は、前記軟磁性層の外部磁場ゼロでの磁化方向に対して実質的に直交化するように、パルス磁場強度Iが5kOe〜40kOeのパルス磁場を磁気抵抗効果膜に間欠的に付与するパルス磁場処理により、強制的に方向付けされており、前記ピン止めされた強磁性層の磁化方向は、前記軟磁性層の外部磁場ゼロでの磁化方向に対して、90±10degの角度範囲内にあることを特徴とする磁気抵抗効果型ヘッド。
IPC (3件):
G11B 5/39 ,  G11B 5/02 ,  G11B 5/127
FI (3件):
G11B 5/39 ,  G11B 5/02 U ,  G11B 5/127 K
引用特許:
審査官引用 (2件)

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