特許
J-GLOBAL ID:200903040963824324

燃料噴射ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-149318
公開番号(公開出願番号):特開2003-214299
出願日: 2002年05月23日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【課題】 ノズルボディ3の加工が容易であり、且つ燃料洩れによる有害成分(黒煙、炭化水素等)の排出を低減できる燃料噴射ノズルを提供すること。【解決手段】 ノズルボディ3に穿設されたガイド孔20には、ニードル4の第2ガイド軸部28を摺動自在に支持する第2ガイド部(円筒孔)20bが設けられ、その第2ガイド部20bの下端側にシート面25が形成されて、そのシート面25に開口する第1噴孔23と、第2ガイド部20bの内周面に開口する第2噴孔24とが設けられている。ニードル4は、第2ガイド軸部28の内側に貫通溝32が形成され、この貫通溝32を通ってシート部29まで燃料が供給される。この構成によれば、第2ガイド部20bをサック室26より浅い位置(軸方向の上部側)に設けることができ、且つ第2ガイド部20bの内径をサック室26の内径より大きくできるので、第2ガイド部20bの加工が容易である。
請求項(抜粋):
軸方向に穿設されたガイド孔を有し、そのガイド孔に通じる第1の噴孔と第2の噴孔とが軸方向の異なる位置に設けられると共に、前記ガイド孔の下端部に円錐状のシート面が形成され、そのシート面に前記第1の噴孔が開口するノズルボディと、前記ガイド孔に挿入され、自身の下端部に設けられたシート部が前記シート面に着座して前記第1の噴孔を閉じ、前記シート部が前記シート面から離れて前記ガイド孔を段階的にリフトすることにより、前記第1の噴孔と第2の噴孔とを順次開くニードルとを備えた燃料噴射ノズルであって、前記ノズルボディの内部には、前記ニードルのシート部が前記シート面に着座した時のシート位置より上部側に、前記シート部の外径より大きい内径を有する円筒孔が設けられ、且つ前記円筒孔の内周面に前記第2の噴孔が開口して設けられ、前記ニードルは、前記円筒孔に摺動自在に嵌合するガイド軸部を有し、一段目のリフトで前記シート部が前記シート面から離れて前記第1の噴孔を開いた後、二段目のリフトで前記ガイド軸部が前記第2の噴孔を開くことを特徴とする燃料噴射ノズル。
IPC (5件):
F02M 61/18 350 ,  F02M 51/06 ,  F02M 61/04 ,  F02M 61/10 ,  F02M 61/12
FI (8件):
F02M 61/18 350 B ,  F02M 51/06 K ,  F02M 51/06 L ,  F02M 61/04 F ,  F02M 61/10 G ,  F02M 61/10 Q ,  F02M 61/10 S ,  F02M 61/12
Fターム (14件):
3G066AA07 ,  3G066AB02 ,  3G066AD07 ,  3G066BA19 ,  3G066BA49 ,  3G066BA61 ,  3G066CC01 ,  3G066CC14 ,  3G066CC18 ,  3G066CC28 ,  3G066CC66 ,  3G066CC67 ,  3G066CC68U ,  3G066CE22
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 燃料噴射弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-279099   出願人:株式会社デンソー
  • 燃料噴射弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-380632   出願人:株式会社デンソー

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