特許
J-GLOBAL ID:200903041026992390

バイオマス利用の二酸化炭素除去方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市東 篤 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-302103
公開番号(公開出願番号):特開2003-103235
出願日: 2001年09月28日
公開日(公表日): 2003年04月08日
要約:
【要約】【課題】大気中の二酸化炭素を効率的に且つエネルギー自足的に除去できるバイオマス利用の二酸化炭素除去方法及び装置を提供する。【解決手段】大気中の二酸化炭素が固定されたバイオマスBを有機物スラリーSに粉砕し、有機物スラリーSを活性温度に保持したメタン生成菌群によりメタン発酵させ、発酵によるメタンガスを分解温度に加熱しつつ触媒14と接触させて水素と固体炭素とに分解する。粉砕と活性温度の保持と分解温度への加熱とに要するエネルギーを前記水素の燃焼エネルギーで賄うことにより、大気中の二酸化炭素をエネルギー自足的に固体炭素として除去する。好ましくは、水素の一部分でメタン分解反応を維持し、水素の他の一部分を燃料電池17により電力及び高温水に変換し、高温水でスラリーSを保温し、システム全体の所要電力を自給する。
請求項(抜粋):
大気中の二酸化炭素が固定されたバイオマスを有機物スラリーに粉砕し、前記有機物スラリーを活性温度に保持してメタン生成菌群によりメタン発酵させ、前記発酵によるメタンガスを分解温度に加熱しつつ触媒と接触させて水素と固体炭素とに分解し、前記粉砕と活性温度の保持と分解温度への加熱とに要するエネルギーを前記水素のエネルギー変換により賄うことにより大気中の二酸化炭素をエネルギー自足的に固体炭素として除去してなるバイオマス利用の二酸化炭素除去方法。
IPC (7件):
B09B 3/00 ,  C01B 3/02 ,  C01B 3/26 ,  C01B 31/02 101 ,  C02F 11/04 ZAB ,  C12M 1/107 ,  C12N 1/00
FI (8件):
C01B 3/02 Z ,  C01B 3/26 ,  C01B 31/02 101 B ,  C02F 11/04 ZAB A ,  C12M 1/107 ,  C12N 1/00 P ,  B09B 3/00 C ,  B09B 3/00 D
Fターム (38件):
4B065AA01X ,  4B065AA57X ,  4B065AC14 ,  4B065BB22 ,  4B065CA01 ,  4B065CA55 ,  4D004AA02 ,  4D004AA03 ,  4D004AA04 ,  4D004AA50 ,  4D004BA03 ,  4D004BA04 ,  4D004CA04 ,  4D004CA18 ,  4D004CB04 ,  4D004CB31 ,  4D004CC08 ,  4D004DA06 ,  4D059AA07 ,  4D059AA08 ,  4D059AA30 ,  4D059BA14 ,  4D059BA15 ,  4D059BA27 ,  4D059BA34 ,  4D059BK11 ,  4D059BK12 ,  4D059BK17 ,  4D059CA01 ,  4D059CA27 ,  4D059CC01 ,  4D059CC03 ,  4G040DA03 ,  4G040DC02 ,  4G046CA01 ,  4G046CC01 ,  4G046CC03 ,  4G046CC08
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る