特許
J-GLOBAL ID:200903041059010143
高炭素熱延鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-294526
公開番号(公開出願番号):特開平11-131137
出願日: 1997年10月27日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 コイル内材質均一性に優れた熱延高炭素鋼板の安定製造方法を提供する。【解決手段】 C、Si、Mnを適正範囲内に調整し、Cr、Ni、Mo、Bのうちから選ばれた1種または2種以上を含有した鋼素材に仕上圧延温度および最終圧下率を所定の関係式に基づき調整して熱間仕上げ圧延を施し、さらに、鋼成分、圧延条件、に関連する所定の関係式に基づいてホットランテーブル上に滞留する時間を調整して、仕上げ圧延終了後、600 〜650 °Cの温度域まで強制冷却し、その後空冷しコイル巻取りまでにパーライト変態を完了させ、コイル内の材質ばらつきを軽減する。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.5 超〜 1.5%、Si:0.1 〜 2.2%、Mn:0.1 〜 1.7%、を含み、かつ、Cr:0.2 〜 1.2%、Ni:0.4 〜 2.0%、Mo:0.1 〜 0.7%、B:0.0005〜 0.003%のうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成の鋼素材を、Ar3点以上の温度域で、かつ仕上げ圧延温度Tf (°C)および仕上げ最終圧下率Rf (%)が下記(1)式を満足するように熱間圧延を施したのち、ホットランテーブル上の滞留時間t(sec )が下記(2)式を満足するように調整された条件下で、ホットランテーブル上で、600 〜650 °Cの温度域まで強制冷却し、その後空冷する冷却を行い変態を完了させたのち巻取ることを特徴とする高炭素熱延鋼板の製造方法。記 {(Tf /300 -Rf /60)-2.5 }≦0.25 ............(1) t≧t* ............(2)ここに、 Tf :仕上げ圧延温度(°C)Rf :仕上げ最終圧下率(%)t:ホットランテーブル上の滞留時間(sec )logt* =Tf /300 -Rf /60-1.5 +ββ= 0.4(Si%-0.2 )+ 0.6(Mn%-0.5 )+ 0.2(Ni %)+ 0.6(Cr %) + 0.7(Mo %) +50( B%)- 0.7|C%-0.77|
IPC (4件):
C21D 8/02
, C21D 9/46
, C22C 38/00 301
, C22C 38/58
FI (4件):
C21D 8/02 A
, C21D 9/46 S
, C22C 38/00 301 W
, C22C 38/58
引用特許:
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