特許
J-GLOBAL ID:200903041081376836

溶液用核磁気共鳴分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-325760
公開番号(公開出願番号):特開2003-130937
出願日: 2001年10月24日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
【要約】【課題】近年のタンパク質研究の進展とともに、分子量の大きな複雑な化合物の構造解析のニーズが高まっている。そのため、NMRに要求される性能は年々高まっており、検出感度向上のため、NMRの中心磁場は上昇している。既存の方式では、感度向上の限界に達しつつあり、磁場強度に依存しない新しい検出方法が求められていた。【解決手段】検出コイルの形状を従来の鳥籠型27から、より感度の高いソレノイド方式4とする。そのために、超電導磁石を従来の多層空心ソレノイド28,29,30ではなく、左右に分割され、水平方向に11T、好ましくは14.1T 以上を発生する超電導磁石1,2,3によるスプリットマグネットで構成。磁場均一度を0.001ppm以下、時間安定度で0.001ppm以下とした。
請求項(抜粋):
溶液中に溶解されたタンパク質等の試料が直径で5〜10mmのサンプル管に保持され概ね鉛直方向から挿入される構成であって、超電導磁石,高周波発信コイル及び受信コイルからなる溶液用核磁気共鳴分析装置において、該超電導磁石の発生する定常磁場が11T以上であり、該超電導磁石の発生する定常磁場の方向が水平方向であって、かつ、該定常磁場の変動によるプロトン核磁気共鳴周波数の1時間あたりの変動が1.0Hz 以下であって、かつ、試料空間の該定常磁場の均一度はプロトン核磁気共鳴周波数で1.0Hz 以下であって、該溶液状の試料が概ね鉛直方向上部から磁場中心に挿入され、該受信コイルが装置下部から磁場中心に挿入されたソレノイドコイルであることを特徴とする溶液用核磁気共鳴分析装置。
IPC (5件):
G01R 33/34 ,  G01N 24/08 ,  G01R 33/3815 ,  H01F 5/00 ,  H01F 7/20
FI (5件):
H01F 5/00 C ,  H01F 7/20 C ,  G01N 24/04 520 A ,  G01N 24/06 510 C ,  G01N 24/08 510 P
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • NMRの書, 20000925, 第325-327頁

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