特許
J-GLOBAL ID:200903041116451615

義足

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原崎 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-256314
公開番号(公開出願番号):特開2007-068627
出願日: 2005年09月05日
公開日(公表日): 2007年03月22日
要約:
【課題】義足のつま先接地で義足の膝折れをロックして防ぎ、義足の踵接地で義足の膝屈曲抵抗を高めて膝屈曲をゆっくり行わせるようにし、つま先接地にあっては膝曲げ動作を連続して続けている場合にはロックされることなく曲がるようしてスムーズな平地歩行及び坂道や階段の下り歩行を可能にした。【解決手段】膝継手部8の下方の下腿部4と足部5との間に、足部5のつま先接地と踵接地とでそれぞれ逆向きの回動変位する緩衝装置6を設け、液圧シリンダー7に伸展通路73、屈曲通路74、バイパス通路75、補助通路76を設け、屈曲通路74につま先接地ロック弁77を設け、屈曲通路74Aに踵接地ロック弁79を設け、屈曲通路74Bに流量調節弁78を設け、緩衝装置6とつま先接地ロック弁77とをつま先接地伝達線77aで連結し、緩衝装置6と踵接地ロック弁79とを踵接地伝達線79aで連結し、補助通路76に補助通路開閉弁76cを設けた。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
膝より近位で切断された脚に脚の代用として装着され、膝継手部の屈曲伸展の抵抗を調整する液圧シリンダーが装備された義足において、膝継手部の下方の下腿部と足部との間に、足部のつま先接地と足部の踵接地とでそれぞれ逆向きの回動変位する緩衝装置を設け、上記液圧シリンダーのシリンダー室内のピストンが義足を伸ばす方向に移動するときにピストンを挟んで第1シリンダー室内の液体が第2シリンダー室内に移動通過する伸展通路を設け、第1シリンダー室内の液体が第2シリンダー室内に移動通過するのを許容しその逆向きの移動通過を阻止する逆止弁を伸展通路に設け、上記液圧シリンダーのシリンダー室内のピストンが義足を曲げる方向に移動するときにピストンを挟んで第2シリンダー室内の液体が第1シリンダー室内に移動通過する屈曲通路を設けると共に途中で屈曲通路を二つに分岐して第1シリンダー室側に接続し、分岐前の屈曲通路の途中に義足の足部のつま先接地で当該屈曲通路を閉じるつま先接地ロック弁を設け、分岐後の片方の屈曲通路の途中に義足の足部の踵接地で当該屈曲通路を閉じる踵接地ロック弁を設け、分岐後の他方の屈曲通路の途中に流量調節弁を設け、膝を伸ばした義足を軽度曲げる方向にピストンが移動するまでは第2シリンダー室内の液体が第1シリンダー室に向けて移動通過するバイパス通路を設け、当該バイパス通路の一端をシリンダー室の内部側面の中間部位に接続し、バイパス通路の他端をつま先接地ロック弁の下流側の屈曲通路に接続し、バイパス通路の一端側に第2シリンダー室内の液体が第1シリンダー室内に移動通過するのを許容しその逆向きの移動通過を阻止する逆止弁を設け、緩衝装置とつま先接地ロック弁とをつま先接地伝達線で連結し義足の足部のつま先接地による緩衝装置の回動変位をつま先接地伝達線で伝達してつま先接地ロック弁を閉方向に作動させ、緩衝装置と踵接地ロック弁とを踵接地伝達線で連結し義足の足部の踵接地による緩衝装置の回動変位を踵接地伝達線で伝達して踵接地ロック弁を閉方向に作動させると共に、つま先接地ロック弁の上流側の屈曲通路とバイパス通路との間に補助通路を設け、補助通路より下流側のバイパス通路の途中に絞り部を設け、補助通路の途中にバイパス通路の内圧が所定内圧より高いときに補助通路を開く補助通路開閉弁を設けたことを特徴とする義足。
IPC (1件):
A61F 2/64
FI (1件):
A61F2/64
Fターム (8件):
4C097BB02 ,  4C097CC08 ,  4C097CC17 ,  4C097TA06 ,  4C097TB01 ,  4C097TB05 ,  4C097TB08 ,  4C097TB13
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 義 足
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-194844   出願人:有限会社長崎かなえ義肢製作所
  • 義 足
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-030773   出願人:有限会社長崎かなえ義肢製作所
  • 義足
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-322492   出願人:有限会社長崎かなえ義肢製作所, 株式会社今仙技術研究所

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