特許
J-GLOBAL ID:200903041143353609
共振型スイッチング電源装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 敬一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-045655
公開番号(公開出願番号):特開2007-228694
出願日: 2006年02月22日
公開日(公表日): 2007年09月06日
要約:
【課題】共振型スイッチング電源装置の軽負荷又は無負荷時の電力損失を低減して軽負荷時の電力変換効率を向上すると共に、負荷の状態に拘わらず安定に動作させる。【解決手段】本発明による共振型スイッチング電源装置は、1次巻線(5a)及び2次巻線(5b)が巻装され且つ互いに対向して閉磁路を形成する一対のE形コア(5g,5h)と、一対のE形コア(5g,5h)の対向面(5l,5m)間に設けられ且つこれらの対向面(5l,5m)同士が接触する小断面部(5v)を有するギャップ(5n)とを有するトランス(5)を備え、直列共振回路(14)に流れる電流が大きいとき、一対のE形コア(5g,5h)のギャップ(5n)の小断面部(5v)での磁気飽和により、トランス(5)の励磁インダクタンス(5f)を減少させて励磁電流ILPを更に増加させ、直列共振回路(14)に流れる電流が小さいとき、トランス(5)の励磁インダクタンス(5f)を増加させて励磁電流ILPを抑制する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直流電源に対して直列に接続された第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子又は第2のスイッチング素子に対して並列に接続された電流共振用コンデンサ、インダクタンス及びトランスの1次巻線から構成される直列共振回路と、前記トランスの2次巻線に接続された整流平滑回路とを備え、
前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子のオン・オフ動作により、前記電流共振用コンデンサ、前記インダクタンス、前記トランスの1次巻線及び前記第1のスイッチング素子又は第2のスイッチング素子を通じて共振電流が流れ、前記トランスの2次巻線から前記整流平滑回路を介して直流出力を取り出す共振型スイッチング電源装置において、
前記トランスは、前記1次巻線及び前記2次巻線が巻装され且つ互いに対向して閉磁路を形成する第1のコア及び第2のコアと、該第1のコア及び第2のコアの対向面間に設けられ且つ前記対向面同士が接触し又は離間する小断面部を有するギャップとを備え、
前記直列共振回路に流れる電流が大きいとき、前記ギャップの小断面部が磁気飽和して前記トランスの励磁インダクタンスを減少させ、前記直列共振回路に流れる電流が小さいとき、前記トランスの励磁インダクタンスを増加させることを特徴とする共振型スイッチング電源装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (9件):
5H730AA14
, 5H730AS01
, 5H730BB62
, 5H730BB94
, 5H730DD04
, 5H730DD16
, 5H730EE02
, 5H730EE07
, 5H730FG01
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (3件)
-
スイッチング電源装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-281203
出願人:ソニー株式会社
-
スイッチング電源用トランス
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-147330
出願人:富士電気化学株式会社
-
直流変換装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-070480
出願人:サンケン電気株式会社
前のページに戻る