特許
J-GLOBAL ID:200903028764203230

スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 脇 篤夫 ,  鈴木 伸夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-281203
公開番号(公開出願番号):特開2005-051918
出願日: 2003年07月28日
公開日(公表日): 2005年02月24日
要約:
【課題】 電流共振形の電源装置において、スイッチング周波数が急峻に変化したときなどにおいて、スイッチング素子に逆並列接続された転流用ダイオードに転流電流が流れているときに、スイッチング素子がターンオン/ターンオフすることで貫通電流がスイッチング素子に流入することが無いようにして、回路の保護を図る。【解決手段】 電流共振形コンバータにおいて、スイッチング動作により一次側に流れる電流の状態として、スイッチング素子Q1,Q2に逆並列接続された転流用ダイオードD1,D2に転流電流が流れている状態であることを、I/V変換回路51及び電流状態検出回路52により検出する。この検出結果に基づき、転流用ダイオードD1,D2に転流電流が流れているときには、スイッチング素子Q1,Q2についてターンオン/ターンオフさせないドライブ信号波形が得られるように構成する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
第1の転流用ダイオード素子を逆並列接続した第1のスイッチング素子と、第2の転流用ダイオード素子を逆並列接続した第2のスイッチング素子とを直列接続して形成されるスイッチング回路を少なくとも1組備えて形成され、直流入力電圧の両端間に対して接続されるスイッチング手段と、 上記スイッチング回路にてスイッチング動作が得られるように、上記第1のスイッチング素子、及び上記第2のスイッチング素子をスイッチング駆動するための駆動信号を生成して出力する駆動手段と、 一次巻線と二次巻線とを備え、上記一次巻線に得られる上記スイッチング回路のスイッチング出力により、二次巻線に交番電圧が励起されるトランスと、 上記一次巻線の漏洩インダクタンス成分と、自己のキャパシタンスとにより、共振形のスイッチング動作を得るための共振回路を形成する共振コンデンサと、 上記二次巻線に励起された交番電圧を入力して整流平滑動作を行うことで二次側直流電圧を生成する二次側直流電圧生成手段と、 上記スイッチング回路のスイッチング動作に応じて流れるとされる電流の状態として、上記第1の転流用ダイオード素子又は上記第2の転流用ダイオード素子に転流電流が流れている状態を検出する、電流状態検出手段と、 上記電流状態検出手段の検出結果に応じて、上記第1の転流用ダイオード素子又は上記第2の転流用ダイオード素子に転流電流が流れている期間においては、上記第1のスイッチング素子及び上記第2のスイッチング素子をターンオン又はターンオフさせる駆動信号が出力されないように、上記駆動手段を制御する駆動制御手段と、 を備えることを特徴とするスイッチング電源装置。
IPC (1件):
H02M3/28
FI (3件):
H02M3/28 B ,  H02M3/28 C ,  H02M3/28 Q
Fターム (11件):
5H730AA20 ,  5H730BB26 ,  5H730BB62 ,  5H730DD04 ,  5H730EE03 ,  5H730FD01 ,  5H730FD58 ,  5H730FF19 ,  5H730FG05 ,  5H730FG25 ,  5H730XC14
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (7件)
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