特許
J-GLOBAL ID:200903041171865585
帯電防止性ポリオレフィンフィルム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 憲秋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-065464
公開番号(公開出願番号):特開2006-247934
出願日: 2005年03月09日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】安定した帯電防止性を発揮し、使用するポリオレフィン樹脂による帯電防止性能の発現にばらつきが無く、外観上の欠陥のない帯電防止性ポリオレフィンフィルムを提供する。【解決手段】帯電防止性ポリオレフィンフィルム10は、親水性ポリマー(a)と変性ポリオレフィン(b)との共重合体からなり体積固有抵抗率が1×105〜1×1011Ω・cmである永久帯電防止剤(A)と、表層用ポリオレフィン樹脂(B)とを含む帯電防止樹脂組成物(C)を、表層用ポリオレフィン樹脂(B)よりも融点が高い基層用ポリオレフィン樹脂(D)からなる基材層11の最外層の少なくとも一面側に積層して帯電防止層20を形成し、帯電防止層内の永久帯電防止剤(A)と表層用ポリオレフィン樹脂(B)との存在状態を、表層用ポリオレフィン樹脂(B)を海部分21とし、永久帯電防止剤(A)を粒形状の島部分22とする海島状の相分離構造とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基層用ポリオレフィン樹脂(D)からなる基材層(11)に帯電防止樹脂組成物(C)からなる帯電防止層(20)を積層した帯電防止性ポリオレフィンフィルム(10)であって、
前記帯電防止樹脂組成物(C)は、親水性ポリマー(a)と変性ポリオレフィン(b)との共重合体からなる体積固有抵抗率が1×105〜1×1011Ω・cmである永久帯電防止剤(A)と、表層用ポリオレフィン樹脂(B)とを含み、
前記基層用ポリオレフィン樹脂(D)は、前記表層用ポリオレフィン樹脂(B)よりも高融点であり、
前記基層用ポリオレフィン樹脂(D)からなる基材層(11)の最外層に、前記帯電防止樹脂組成物(C)に含有される前記永久帯電防止剤(A)及び前記表層用ポリオレフィン樹脂(B)が共に半溶融状態もしくは溶融状態で延伸されることによって、
前記帯電防止樹脂組成物(C)からなる帯電防止層(20)の前記永久帯電防止剤(A)と前記表層用ポリオレフィン樹脂(B)との存在状態が、前記表層用ポリオレフィン樹脂(B)を海部分(21)とし、前記永久帯電防止剤(A)を粒形状の島部分(22)とする海島状の相分離構造であることを特徴とする帯電防止性ポリオレフィンフィルム。
IPC (5件):
B32B 27/18
, B32B 27/32
, C08L 23/02
, C08L 23/26
, C08L 101/14
FI (5件):
B32B27/18 D
, B32B27/32 E
, C08L23/02
, C08L23/26
, C08L101/14
Fターム (30件):
4F100AK03A
, 4F100AK03B
, 4F100AK07H
, 4F100AK41H
, 4F100AK46H
, 4F100AK54H
, 4F100AL01H
, 4F100AL06A
, 4F100AL07H
, 4F100BA02
, 4F100BA26
, 4F100CA22A
, 4F100DC23A
, 4F100EH20
, 4F100EJ37A
, 4F100GB15
, 4F100JA04A
, 4F100JA04B
, 4F100JB05A
, 4F100JG03A
, 4F100JG04A
, 4F100YY00A
, 4J002BB11W
, 4J002BB11Y
, 4J002BB21X
, 4J002CH05Y
, 4J002CL08X
, 4J002FD10X
, 4J002FD10Y
, 4J002GG02
引用特許:
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