特許
J-GLOBAL ID:200903041291281587

定着部材及びその製造方法並びにそれを有する画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-239242
公開番号(公開出願番号):特開2004-077886
出願日: 2002年08月20日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
【課題】離型層を構成するフッ素樹脂の加熱成膜時に、その内層の弾性層を構成する耐熱性ゴムの酸化劣化によって発生する弾性層におけるクラックに起因する画像汚れ、画像ムラ、光沢ムラ、画像定着不良、転写紙の巻き付き等の不具合の無い定着部材及びその製造方法並びにそれを有する画像形成装置を低コストで提供する。【解決手段】基体1上に耐熱性合成ゴムで構成する弾性層2、及び、フッ素樹脂で構成する離型層3を順次有する定着部材10において、前記離型層3を構成するフッ素樹脂の融点が、前記弾性層2を構成する耐熱性合成ゴムの酸化開始温度よりも20°C以上低いものとし、且つ、前記離型層3が、前記フッ素樹脂の融点以上の温度であって前記弾性層を構成する耐熱性合成ゴムの酸化開始温度を超えない焼成温度で焼成されたものとする。前記離型層を構成するフッ素樹脂のメルトフローレート(MFR)は、好ましくは、3(g/10分)以上である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
基体上に耐熱性合成ゴムで構成する弾性層、及び、フッ素樹脂で構成する離型層を順次有する定着部材において、前記離型層を構成するフッ素樹脂の融点が、前記弾性層を構成する耐熱性合成ゴムの酸化開始温度よりも20°C以上低いものとし、且つ、前記離型層が、前記フッ素樹脂の融点以上の温度であって前記弾性層を構成する耐熱性合成ゴムの酸化開始温度を超えない焼成温度で焼成されたものとしたことを特徴とする定着部材。
IPC (2件):
G03G15/20 ,  F16C13/00
FI (2件):
G03G15/20 103 ,  F16C13/00 E
Fターム (30件):
2H033AA23 ,  2H033BA11 ,  2H033BA12 ,  2H033BB03 ,  2H033BB05 ,  2H033BB06 ,  2H033BB13 ,  2H033BB14 ,  2H033BB15 ,  2H033BB26 ,  3J103AA02 ,  3J103AA13 ,  3J103AA32 ,  3J103AA85 ,  3J103BA41 ,  3J103EA11 ,  3J103EA14 ,  3J103EA20 ,  3J103FA12 ,  3J103FA18 ,  3J103GA02 ,  3J103GA57 ,  3J103GA58 ,  3J103HA04 ,  3J103HA05 ,  3J103HA32 ,  3J103HA33 ,  3J103HA36 ,  3J103HA37 ,  3J103HA43
引用特許:
審査官引用 (8件)
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