特許
J-GLOBAL ID:200903041336379524

スピニング加工用フェライト系ステンレス鋼溶接管およびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小松 高 ,  和田 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-036215
公開番号(公開出願番号):特開2007-217716
出願日: 2006年02月14日
公開日(公表日): 2007年08月30日
要約:
【課題】鋼組成に依存した煩雑な溶接条件の設定を必要とすることなく製造可能な、縮管率55%以上の優れたスピニング加工性、高温強度および溶接部靱性に優れたステンレス鋼溶接管を提供する。【解決手段】質量%で、C:0.03%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.1%以下、S:0.03%以下、Ni:1.0%以下、Cr:9〜24%、Nb:0.05〜0.60%、Ti:0.05〜0.30%、Al:0.15%以下、N:0.03%以下、残部実質的にFeであり、下記(1)式および(2)式を満たし、かつ管の肉厚tに応じて特定の関係式を満たす組成を有し、管の内面に裏ビードが現出しているTIG溶接部をもつスピニング加工用フェライト系ステンレス鋼溶接管。 Ti-4(C+N)≧0...(1)、(Nb+Ti)-8(C+N)≧0...(2)【選択図】図3
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.03%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.1%以下、S:0.03%以下、Ni:1.0%以下、Cr:9〜24%、Nb:0.05〜0.60%、Ti:0.05〜0.30%、Al:0.15%以下、N:0.03%以下、残部実質的にFeであり、下記(1)式および(2)式を満たし、かつ管の肉厚tに応じて下記(3)式を満たす組成を有し、管の内面に裏ビードが現出しているTIG溶接部をもつスピニング加工用フェライト系ステンレス鋼溶接管。 Ti-4(C+N)≧0 ......(1) (Nb+Ti)-8(C+N)≧0 ......(2) 0.5≦y/t2≦2.0 ......(3) ここで、tは管の肉厚(mm)、yは下記(4)式によるαを下記(5)式に代入して定まる値である。 α=1522Al-273Ti-70Mn+23Ni-2Si+43、ただし左式によるαが負のときはα=0とする ......(4) y=(t/2)0.5×(5.02-0.014α-0.001α2) ......(5)
IPC (7件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/58 ,  B21C 37/08 ,  F01N 7/16 ,  F01N 7/18 ,  F01N 3/28 ,  B21D 22/14
FI (7件):
C22C38/00 302Z ,  C22C38/58 ,  B21C37/08 F ,  F01N7/16 ,  F01N7/18 ,  F01N3/28 311U ,  B21D22/14 Z
Fターム (11件):
3G004BA00 ,  3G004BA05 ,  3G004BA09 ,  3G004DA07 ,  3G004FA04 ,  3G004GA05 ,  3G004GA06 ,  3G091AB01 ,  3G091BA10 ,  3G091BA39 ,  3G091GB01Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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